エリカはメシエ星雲人に操られていた!
基地に戻った郷たちは、エリカを催眠機にかける。するとエリカは、白鳥座61番星の出身で、メシエ星雲人に捕まってヘアバンドをつけて利用されていたということがわかる。さらに、飛行機を爆破したのも、ロボネズを暴れさせたのも、メシエ星雲人によるものらしい。メシエ星雲人が晴海埠頭付近の倉庫に潜伏していることが判明してМATは出撃。だが、その直後にエリカの頭部に再びヘアバンドが出現し、その場にいた浜村医師を襲う。
メシエ星雲人を捜索するМATであったが、いっこうに見つからない。すると、郷はなぜか倉庫の中にいる浜村医師に呼び出される。浜村医師は鼠咬症によく効く薬が手に入ったと言い、注射をするから腕をまくるよう郷に指示をする。怪しさを感じた郷は、浜村医師がかぶっている帽子を見せてくれないかと言うが、一瞬の隙をつかれ、麻酔を注射されてしまう。浜村医師が帽子を取ると、そこにはエリカと同じヘアバンドが装着されていた。
郷が気絶すると、メシエ星雲人が巨大化して出現。МATは攻撃するが、エリカと浜村医師を人質に取られ、うかつに攻撃ができない。2機のマットアロー1号は撃墜されるが、郷の変身したウルトラマンジャックが登場し、ふたりを救出。しかし、メシエ星雲人はロボネズに噛まれたジャックの左腕を執拗に攻撃してくる。
カラータイマーが点滅する中、ジャックは距離をとるとウルトラ眼光でひるませ、ウルトラブレスレットで攻撃。すると、メシエ星雲人は赤いガスとなって消えるのだった。
鼠怪獣 ロボネズ
【ウルトラ怪獣事典】
鼠怪獣 ロボネズ
身長/35メートル
体重/2万5000トン
電磁波怪人 メシエ星雲人の戦力でコンビナート地帯を襲撃した。その名の通りロボットであり、ウルトラマンジャックのブレスレットボムを受けると外装などが燃えて、骨格だけになった。
登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」(1972年2月18日放送)
脚本:斉藤正夫/特殊技術:佐川和夫/監督:鍛冶 昇
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
2月18日はメシエ星雲人が操るロボネズがジャックに噛みつきダメージを与えた日
手紙を受け取った次郎は、事実をしらないものの「白鳥君は宇宙人ではないか」と感じます。自由になった白鳥座61番星人の少女は、リハウスではなく宇宙に帰ったのかもしれません。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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