
りんごの花がさいていた
発売日 | 2014/04/18 |
---|---|
価格 | 定価:1,210円(本体1,100円) |
ISBN-13 | 9784061981980 |
判型 | A5 |
ページ数 | 80ページ |
「さあ、かあさん、ふたりで いこう」
あるきながら サブロは、せなかの いすに こえを かけました。
サブロには、じぶんの せおっているのが、いすではなく、かあさんのように おもえるのでした。
「さあ、かあさん、ふたりでいこう。」
サブロは、せなかのいすに、こえをかけました。
いすに すわって いた かあさんは、もう いません。
でも、かあさんは、サブロの かえりを いつもこの いすに すわって、まっていて くれました。サブロが ちかづくと、りょううでを おおきく ひろげ、しっかり だきしめて くれました。
「おかえり、サブロ、おかえり」
サブロの せなかを なんども さすっていいました。
だいすきな かあさんでした。
やさしくて、生きるのが少し不器用な青年が、形見のいすとともに世の中を旅し、自分の居場所を見つけるお話。
この作者の書籍
世の中への扉 福島きぼう日記
著:門馬 千乃 著:門馬 健将 著:門馬 海成 絵:篠崎 三朗
避難指示区域から父を残して脱出した三姉弟の心情が綴られる、子どもによる子どものための震災生活日記
リンちゃんとネネコさん
作:森山 京 絵:野見山 響子
負けてたまるか!が口ぐせのネネコさんと、れいぎただしい女の子リンちゃん。ねこの町を舞台にえがかれる年がはなれたふたりの友情。
おとうとねずみチロはげんき
作:森山 京 絵:門田 律子
にいさんたちのすることは、なんでもいっしょにやりたがる、のねずみいっかの、すえっこチロ。ふゆからはるにかけてのおはなしです。
おとうとねずみチロのはなし
著:森山 京 絵:門田 律子
もりのなかのちいさないえに、のねずみのかぞくがすんでいます。がんばりやのすえっこチロは、まいにち、なにをしているのかな?
おとうとねずみチロとあそぼ
作:森山 京 絵:門田 律子
ないたり、わらったり、おこったり、のねずみチロはいつもげんき。もりのなかのちいさなせかいから、たのしいおはなしをとどけます。
Pick Upピックアップ記事
Rankingランキング
Event&Present
イベント&プレゼント
Trend今日のトレンド

【手作りハロウィン飾り】ほぼ画用紙だけで簡単&かわいい! 親子で楽しめる「カボチャ」と「おばけ」の工作を人気YouTuberが伝授
2024.10.08 コクリコ
「ハロウィンってなに?」と子どもに聞かれたら一緒に読みたい絵本4選
2021.10.15 コクリコ
親子で手作り! かぼちゃを使ったハロウィンスイーツベスト5!
2022.10.23 コクリコ
ハロウィンになりたいキャラクター大集合☆ キャラクターヘアアレンジカタログ
2022.10.15 Aneひめ
子どもを「運動が得意」に育てる 神経系がグンと伸びる10歳前後の「黄金期」がカギ!
2024.06.05 コクリコ