ご当地キャラが大さわぎ! 東北はっけん☆ミステリー【福島編 第1回】

「キビタンと福島の雪うさぎ」五十嵐美怜(いがらしみさと) (3/4) 1ページ目に戻る

作家:五十嵐 美怜

雪うさぎさんがいるのは、雪形と同じ、福島市に面した吾妻小富士の斜面。そこを目指して、キビタンは飛んでいきます。

「あ、モクレンの花が咲いてる!」

山の麓で、キビタンは白くて大きな花が咲いている木を見つけました。春の花、モクレンです。近づいて羽の先で花びらにそっとふれると、ふわっと甘い香りがただよいました。

「いい香り! でも、今年は早いなあ。去年はまだ咲いてなかったのに……」

モクレンの近くには、同じく春の花、黄色いレンギョウがあざやかに咲いています。

「レンギョウも、もう咲いてるんだ。そういえば、今年は梅の花が咲くのも早かったし……どうしてだろう?」

【福島の花】
福島県は四季折々の花も楽しめます。花の名所もたくさんあって、特に春の「花見山」はレンギョウ、ボケ、モクレン、ハナモモなどたくさんの種類の花が咲き誇り、「桃源郷」にたとえられることも。

福島は、季節ごとにきれいな花々が楽しめます。春は梅、ハナモモ、レンギョウ、モクレン、それから桜。

でも、今年は咲くのが少し早いみたい。

キビタンが首をかしげます。

花だけではありませんでした。
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