
【こどもの日に贈りたい絵本】こどもの日の楽しさを伝え成長を祝う絵本3選[絵本専門店の書店員が選出]
子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #17~「こどもの日」のプレゼント~ (3/4) 1ページ目に戻る
2026.04.21
こどもの日の豆知識を楽しく伝える
次にご紹介するのは、『こいのぼりぐんぐんこどもの日!』(文溪堂)。作者は『エビカニクス』でおなじみの音楽ユニット「ケロポンズ」のますだゆうこさん、絵の担当は、子ども向けメディアを企画・制作するレーベル「colobockle(コロボックル)」主宰の、たちもとみちこさんです。
ほかにもお正月や七五三などおふたりによる行事絵本シリーズがあり、「ブックハウスカフェ」でも大変人気があります。
主人公は、体の弱い男の子・たつや。五月晴れの5月5日、たつやがベッドからこいのぼりを眺めていると、こいのぼりのアオが話しかけてきました。
「さあ、ぼくのせなかに のって!」
「ええ? いいの?」
たつやが恐る恐る背中に乗ると、アオは風にのって空高く舞い上がりました。そうして、アオがたつやを連れて行ってくれたところとは――?
ますださんの優しさがにじみ出るような、あたたかい物語と気持ちのいい文章。たちもとさんのかわいくてユーモアのある絵も素晴らしく、じっくりと味わいながら読みたくなります。
この行事絵本シリーズで気に入っているのは、物語の途中に“豆知識”のコラムがところどころ挟んであるところ。
「こどもの日って何?」「こいのぼりって何?」「なんで柏もちを食べるの?」とお子さんが興味を持ったとき、隣のページにコラムがあると、すぐに教えてあげられますよね。お話のリズムを崩すことなく、楽しみながらこどもの日について伝えられる一冊です。
こどもの日を描いた絵本は昔からありますが、お祝いとしてプレゼントするなら、今の時代に合わせてアップデートされた絵本がおすすめ。物語自体はやさしいので、小さいお子さんなら、まずは物語だけでも十分に楽しめますよ。
*読み聞かせ 3さいくらいから
*ひとり読み 5・6さいくらいから


















































































