探偵物語で「読解力」が伸びる! 小学生が夢中になる人気シリーズはコレだ!

出版ジャーナリスト・飯田一史この本おススメ! 第11回 「ミステリー・名探偵の物語」 (3/5) 1ページ目に戻る

出版ジャーナリスト:飯田 一史

『変な家』

“不動産ミステリー”というコピーで売り出されていた(実質的にはホラーですが)『変な家』をはじめとする雨穴作品は、中高生のみならず小学生にもよく読まれています。とにかく挿絵や図解が多いうえに、読者に推理をうながすような書き方をしている作品です。

『変な家』著:雨穴(飛鳥新社)


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小学校高学年くらいになると、謎を自分で「解く」楽しさから、探偵役によって「解かれる」ことで意外性を楽しむようになっていきます。

読者が自分では解くのがむずかしくなるくらい謎が複雑になり、物語も謎解き自体にくわえて、他の要素がミックスされるようになります。読者がミステリーに求めるものも、シンプルなものから複合的になり、細分化していきます。

『科学探偵VS.学校の七不思議』

ミステリーを読む楽しみのひとつは、謎にかかわる知識が得られることも挙げられます。

小学高学年の中学受験生だと、保護者から読んでいい本を指定されているお子さんもなかにはいるかと思いますが、理科や歴史などの学習要素があるミステリーや、名探偵ものは許容されやすい面があります。

そこで中受生におすすめなのが『科学探偵 謎野真実シリーズ』は科学知識を使って名探偵が怪奇事件を解く作品です。

『科学探偵VS.学校の七不思議』作:佐東みどり、石川北二、木滝りま、田中智章/イラスト:木々(朝日新聞出版)

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『科学探偵 謎野真実シリーズ』は、理科学習要素にくわえて、江戸川乱歩やディクスン・カーのような古典ミステリーから続く怪奇・オカルト趣味も特徴。小学生は、おばけ・妖怪・怪物といった、見た目や存在が怖いもの、使い方を間違えると恐ろしい目にあうといった「モノ」を怖がりますが、それに応えています。

デスゲーム・サバイバルジャンル×推理×人狼『人狼サバイバル』シリーズ

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