親が選んだ絵本を子どもが読んだ！　タイミングや盛り上げ「成功のアイデア集」

これまでご紹介した他にも、ユニークなエピソードがたくさん寄せられました。その中から一部をご紹介します。

例えば料理の出てくる絵本は、実際にいっしょにその料理を作ったりします。イメージできるように、絵本のようにぐるぐる回して〜とやると、おもしろがって料理してくれて、その絵本も好きになる気がします。（アンケート回答より）

絵本の内容に合わせて、実際にいっしょにお料理を楽しんだというエピソードです。絵本に愛着がわくだけでなく、親子間のコミュニケーションにもなる素敵なアイディアですね。

日本昔ばなしや世界の名作に興味を持ってもらいたくて、お話のCDを買いました。そしたら、とても興味が出て、絵本も読むようになりました。色々なお話を知るようになり、素話ができるほどお話を覚えてしまいました。（アンケート回答より）

絵本になかなか興味を持たないお子さまなら、ネットやCDなどを使ってオーディオブックを聞かせてみても良いかもしれません。お話自体に興味がわけば、絵本もすんなり読んでくれるようになるかも。無理に絵本好きになる必要はありませんが、読書習慣をつけてほしいママにとっては強い味方になってくれるかもしれません。

子育て真っ只中のママたちの、リアルなエピソードをご紹介しました。少しの工夫をしたり、長い目でお子さまを見守る心を持つことで、お子さまと親の間の「絵本の好みのギャップ」を埋めることができるかもしれません。あなたのお子さまがさまざまな絵本を通して広い世界を知り、たくさんのことに関心を持ってワクワク過ごせますように！

　
　
【コクリコラボ】「絵本の読み聞かせの実態・子育ての課題」特集（全６回）はこちら

第１回 【実態は？】ママの93.3％:夫の協力に期待　60％:月21冊以上読み聞かせ希望
第２回 「絵本選び」の親子ギャップ　読み聞かせに「自分の時間を削る」ママの奮闘
第３回 　親が選んだ絵本を子どもが読んだ！　タイミングや盛り上げ「成功のアイデア集」 ←今回の記事はここ
第４回 　読み聞かせでYouTubeから離れる！　ママ＆パパ「絵本選び」の狙い・目的
第５回　約９割のママが「つらい！」と回答　「読み聞かせ」を楽しくするアイデア９選
第６回　わが家の「ヘビロテ絵本」大公開！　子どもが「お気に入り」と出会った瞬間