不登校のキミへ 鴻上尚史が伝授する「嫌いな人」を好きにならなくて良い でも対立しない「コミュニケーション術」とは?

シリーズ「不登校のキミとその親へ」#8‐2 作家・演出家の鴻上尚史さん~学校の人間関係とコミュニケーション~

作家・演出家:鴻上 尚史

鴻上尚史さんが今の10代に向けて、真剣に考えた「本当に役に立つアドバイス」を記した『君はどう生きるか』(講談社)。大人が考えを改めるのにも最適な一冊。発売から2週間で重版に。  写真:日下部真紀
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不登校の原因はさまざまといわれていますが、日本財団の「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」(※1)によると、いじめや人間関係に悩んでいる子どもは約3割もいます。

「学校は人間関係を学ぶ場。マイナスの人間関係しか学べないなら行く意味はない」と語るのは作家で演出家の鴻上尚史さん。

学校で不可欠な人間関係を子どもたちはどう考えればいいのか、鴻上さんに聞きました。

※2回目/全4回(#1#3#4を読む)公開日までリンク無効

●鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)PROFILE
作家・演出家。1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。1981年に劇団「第三舞台」を旗揚げ以降、数多くの作・演出を手がける。紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞戯曲・シナリオ賞など受賞。エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、俳優、映画監督、ラジオ・パーソナリティなど幅広く活動。『君はどう生きるか』(講談社)ほか、著書多数。

「クラスのみんなと仲良く」なんてできるわけがない

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