子どもにつたえる本を届ける意義
同書を刊行する、講談社 幼児・学習図書出版部の責任者は
「『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』は、ロングセラーと言えるくらい、毎年、安定的に売れていますが、解散による選挙で新内閣が発足した今年2月は前月の15倍、3月はすごく売れた2月のさらに3倍の売れ行きで、まさに今、求められている本であることがわかります」
と、話します。
「SNS空間に身を置くと、『護憲か?』『改憲か?』と一足飛びに突きつけられている気持ちがしてしまいますが、『じゃあ、憲法ってどんなものなの?』という問題の根っこを知りたい、子どもに伝えたいという人が多いということだと思います。
それまでの自分が考えてこなかった何らかの事柄を知りたいとき、子どもの本は、その根っこにあるものからやさしく解きほぐしてくれます。だから瞬間的なベストセラーになることはまれでも、長い年月を経ても読む意義が衰えないロングセラーはたくさんあるのだと思います。
こうした本に光を当て直すことも、私たち出版社に課せられているのだと、あらためて知らされた思いがします」
(講談社 幼児・学習図書出版部 片寄太一郎部長)
5月3日は「憲法記念日」
5月3日は憲法記念日です。
社会に大きな変化の兆しがあるいまだからこそ、まずはその土台にある「日本国憲法」がどんな内容なのか、どんな願いが込められているのか。
この一冊を入り口に、大人も子どもも等身大の言葉で理解を深めることが、未来を照らす確かな一歩になるはずです。
(取材・撮影/コクリコ編集部)

<絵本>憲法のこころ
平和憲法の精神を表している「前文」と「第九条」を、井上ひさしが子どもにも読める言葉に「翻訳」。いわさきちひろの絵とともに、憲法の内容を、心で感じよう。
<お話>憲法って、つまりこういうこと
井上ひさしが、小学生に語りかけたお話。
1 憲法ってなんだろう
2 なぜ「きまり」がいるんだろう
3 憲法にも種類がある?
4 憲法前文を読んでみる
「あたらしい憲法のはなし」
(昭和22年日本国憲法が施行されたとき、文部省が子どもたちに配った冊子より)
5 「象徴」ってなんだろう
6 第九条のこと
7 「個人の尊重」ってなんだろう
8 日本人であるということ
9 私たちの使命
<付録>日本国憲法(全文)

大江健三郎さん推薦! 井上ひさしさんが小学生に語った「憲法」への思いが、絵本になりました
井上ひさしさんは、私が子どもの時から出会ってきた、楽しい話し手たちのなかの、一番のひとりでした。かれのことを忘れません。私の中にいるひさしさんの笑顔と声を、この本で何度も、アンコールしてゆきます。――大江健三郎(作家)
井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法
今こそ、『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』を読みなおしたい、さらに広く知ってほしいという思いから、ちひろ美術館では同書の朗読動画を制作、配信をしています。朗読は女優の斉藤とも子さんです。ちひろ美術館公式YouTubeチャンネルでご覧ください。











































































![決定版 心をそだてる はじめての伝記101人[改訂版]](https://dvs-cover.kodansha.co.jp/0000364192/G7OHeJVQrVuDF9PMvis9KsACLAQnFf4i1C7ow65h.jpg)









