「感受性」が強い 「注意力」の範囲が狭い 特性のある子の小学校生活の注意点を専門家が指摘

感受性と注意力で読み解く子どもの「困った」行動#3 学校生活への影響

注意力、感受性の特性によっては、学校生活に影響が出ることもあります。  写真:yamasan/イメージマート
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眠い、排泄などの生理的な感覚を感じにくい。着替えや外出の準備など、自分のことが一人でできない。こうした悩みを「感受性」と「注意力」で読み解くと、イライラしたり過剰に𠮟ったりする毎日から抜け出すことができます。

第1回は感受性、第2回は注意力の詳細について解説しました。第3回では、感受性と注意力が小学校生活に及ぼす影響について紹介します。幼児期はそれなりに対応できていた子でも、集団の規模が大きくなり、自分で管理することが前提となる学校生活では、うまくいかないことが増えるケースがあります。

特に注意力が狭い子の場合、保護者の支援が欠かせないといいます。保育の現場に精通し、これまでたくさんの保護者や子どもから相談を受けてきた野藤弘幸氏に詳しく聞きました。

※全4回の第3回(第1回 第2回第4回を読む)
※公開日までリンク無効

【野藤弘幸 プロフィール】
作業療法学博士。発達障害領域の作業療法の臨床、大学教授を経て、現在は大人から「育てにくい」と思われる乳幼児期~青年期の子ども・保護者に関わる保育者への研修などを行う。

小学校生活 注意力が狭いとどうなる?

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