「母」になった久保田智子 【特別養子縁組】は“特別“じゃない 私たちは子育てをしたい“普通“の夫婦だった

養親当事者・久保田智子(兵庫県姫路市教育長、元TBSアナウンサー)インタビュー【1/3】~養子縁組を決意するまで~

兵庫県姫路市教育長:久保田 智子

愛娘・ハナちゃん(仮名)7ヵ月のとき。ハナちゃんと久保田さん夫妻は生後4日目に産院で初めて出会った。  写真提供:久保田智子
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2000年代にTBSで人気アナウンサーとして活躍されていた久保田智子さん。現在は、兵庫県姫路市の教育長として、子どもたちの教育環境などの改善に取り組んでいます。

プライベートでは2019年に特別養子縁組をして0歳の女児を迎え入れ、2020年に公表。以降はさまざまな場面で里親・養子縁組制度の認知度・理解度の向上に努めています。4月4日「養子の日」にちなんで、「養親(ようしん)」当事者としてお話を伺いました。

久保田さんは現在、仕事のため、長女と共に姫路市に在住。  オンライン取材にて

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