先生とトラブル続き! 万年反抗期の子どもを夢に導く「個性を引き上げる」声がけとは

【コーチング子育て】子どもの個性を見抜き、教えずに導く方法 #2

SoZo株式会社 代表取締役:あつみ ゆりか

コロナ禍に単身イギリスに留学し、自走しながら海外の大学を目指す次女

その後、次女は1年間の留学がカリキュラムとなっている高校に合格し、晴れて留学を……という予定でした。しかし、コロナ禍に突入し、中止。せっかく描いた夢が目の前でがらがらと崩れようとしていました。そんなとき、次女が絶望の裏側でふくらんだ想いを吐き出すように「怖いけど、留年してでも、一人でも留学したい!」と言い出したのです。

「大学で海外に行けばいいじゃないと人は言うけれど、私は大学で何をすべきかまだ見えていない。世界を見てそれを決めたいと思っていたけど、今のままでは何となく選んだ大学に行くことになる。それは嫌なの! 大学で何を専門的に学ぶのか、それは日本なのか海外なのか、留学して見極めたい!」

そんな熱いプレゼンテーションを家族全員の前で繰り広げた次女。私と夫は、周囲とぶつかってばかりで夢をなかなか描けなかった次女が自分で考えて、よくぞその想いを打ち明けてくれた……と涙し、単身留学させることを決意したのです。

留学中の次女は言葉や習慣の違いに苦労しながらも多様な価値観に触れ、世界観を広げたようです。

そして今、高校3年生。帰国し、イギリスのラッセル・グループの大学へ合格しました。「International year One」という、3年で大学を卒業できるプログラムです。親の言うとおりにならない代わりに自分の道を見つけて、親に言われずとも「自走する」姿がそこにあるのです。

次女への子育てコーチング、いかがでしたでしょうか? 

反抗期の我が子との闘いは多くのお母さんたちにとって悩みの種となります。しかし、そんな子どもにこそ子育てコーチングを試みてほしいと思います。「子どもがなぜ反抗しているのか?」に目を向けて紐解き、我が子のきらりと光る才能を見つけ、信じてあげる。

大事なのは、それをきちんと言葉にすること。そしてそれを何度でも言ってあげること。お母さんの言葉だからこそ自信になり、前向きになるきっかけとなるのではないでしょうか。

あつみゆりか
SoZo株式会社  代表取締役
1976年生まれ。法政大学法学部卒業。ビジネスとSDGsを効果的に接続できるカリキュラムとして企業研修向けeラーニングサービス「SDGsビジネスラーニング」を展開。元マイナビウェディング編集長。プライベートでは3児の母で夫婦ともに起業家。

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あつみ ゆりか

Yurika Atsumi
SoZo株式会社 代表取締役

1976年生まれ。法政大学法学部卒業。ビジネスとSDGsを効果的に接続できるカリキュラムとして企業研修向けeラーニングサービス「SDG...