「ベビーカー邪魔！」双子ママの料理家が味わった 心ない声と救われた言葉

――パパは育児家事とどのように関わっていますか？

松山さん「夫は仕事が忙しいので、おもに育児家事を担当しているのは私です。でも、ご先祖さまを大切にすること、物事をプラス思考で考えること、感謝の気持ち・思いやりを持つことといった“心のしつけ”は夫に任せています。

また、夫は釣りが趣味なので、最近は長男・次男を連れて行き、釣ってきた魚を子どもたちと一緒にさばいて調理します。ワラサやイサキ、ヒラマサ、タイと、大きい魚から小さい魚まで。

さばき方は、YouTubeを見て夫が勉強していました（笑）。特に次男は釣りが好きで、その影響で魚も大好きになったんです。釣ってさばく過程を間近で見ているので、命をいただく学びにもなっているのかなと思います」

――素晴らしい食育ですね。子どもたちとの接し方で、心がけていることはありますか？

松山さん「“ほめて伸ばす”が大事だと思うので、ほめるところはしっかりほめます。でも……どこの親御さんもそうだと思いますが、つい感情的に怒ってしまい、夜、子どもの寝顔を見て反省することも。

怒ってしまったら、『ママはこんな気持ちだから怒ったんだよ。でも、怒ってごめんね』と、思いをしっかり伝えて、謝ることも忘れずにいたいと思います。

親子ですが、人と人ですからね。ときにはケンカしても、悪ければちゃんと謝る、人間同士の付き合いをしていきたいです」

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松山さんの４児の子育て体験談、いかがでしたか？

家事も育児もカンペキに見える“きれいなママ”にも、たくさんの苦労があったのだと聞いて、ホッとした人も多いかもしれません。

そして、松山さんを救ってくれたご婦人の言葉「大変な思い出は宝物に変わるわよ！」は、子育て中のすべてのママへのエールではないでしょうか。

第４回は、料理のプロ・松山さんに、食へのこだわりと食育について伺います。

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※松山さんのインタビューは全４回。
＃４は22年３月20日公開予定です（公開日までリンク無効）。

＃４　きれいの秘密は「食」にアリ？ ママ料理家・松山絵美の食へのこだわり

＃１　４児ママで人気料理家・松山絵美「育児家事仕事を楽しむにはムリしない」
＃２　専業主婦から人気料理家に！ ４児ママ・松山絵美の自分時間の作り方