

「朝起きられない」「不安で落ち着かない」「かんしゃくをよく起こす」といった子どもの行動に、悩んでいる親もいるでしょう。どうにか治そうと病院や専門家を頼ったけれど、なかなか改善しない……と、途方に暮れている方もいるかもしれません。
実はこのような行動は、普段、何気なくとっている食事が引き起こしている場合もあります。「食べる物や食べ方に気をつければ、改善できる可能性があります」と、栄養療法の専門家である野口由美先生は言います。本連載では、子どもの困った行動につながるNGな食事について解説します(全2回の1回目)。
「子どもの医療・健康が教育」がテーマの記事は当サイト「講談社コクリコ」で定めた指針に基づき、専門家・有識者に取材し、掲載しています。詳しくは「子どもの医療」記事:取材・掲載の指針ページをご覧ください。
第2回「子どもの栄養不足」はこちら(公開日までリンク無効)
◆野口 由美(のぐち ゆみ)
医学博士(大阪大学)。日本医学放射線学会放射線診断専門医。日本抗加齢医学会専門医。
九州大学病院心療内科などでの勤務経験を経て、統合医療クリニック「クリニック千里の森」を開設。自身の療養経験から栄養療法などを用いた、薬に頼らない医療を提供している。