うちの子は「スマホ認知症」予備軍? 日本初「スマホ認知症外来」の医師が対処法や予防法を伝授

「スマホ認知症」の怖さと予防法 脳神経内科医が解説 #2

脳神経内科医、金町駅前脳神経内科院長:内野 勝行

スマホ認知症外来で診察を受ける子どもの中には、起きてから寝るまで、スマホが手放せない子もいます。  写真:アフロ
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スマホの過剰な利用によって起こる「スマホ認知症」は、頭の中がたくさんの情報で入り乱れ、いわばゴミ屋敷になっている状態。この状態になると、脳は適切なアウトプットができなくなるだけでなく、考えることを停止するスリープモードにも陥ります。

では、「過剰な利用」とは、一体どの程度のことをいうのでしょうか。

2025年6月、日本で初めて「スマホ認知症外来」を開設した脳神経内科医の内野勝行(うちのかつゆき)先生に、実際のケースや治療法、予防法などをうかがいます(全2回の2回目)。

※全2回の第2回(第1回、前回を読む

「スマホ認知症」になった子どもの1日のスマホ時間とは?

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