「東大合格弁当」が話題！　家事＋育児＋大学生＋料理研究家・みきママのパワフルな毎日とは？

──平日は分刻みのスケジュールですが、休日はどう過ごしていますか？

みきママ：平日は朝から晩まで駆け抜けている分、休日は抜け殻。気づくと、「わ、もう昼だった！」ってこともあります。本当に一瞬ですよね。休みの日だって、ごはんを作っていたら一日終わっちゃったなって感じのときもあります。

でも、大学で栄養のこと、身体のことを学ぶようになって、最近はもっと運動をしないといけないと思うようになりました。

私、120歳まで生きたいんですよ！　ただ生きるだけではなく、私は“元気に”120歳まで生き抜きたい。だから、健康により気を遣わないとな、と考えるようになりました。

──健康のためにしていることは何かありますか？

みきママ：とにかく散歩をしようって思って。でも、家の近所を歩いているだけじゃ飽きちゃうじゃないですか。だからわざわざ電車で上野とかに行って、「ここから２駅分歩いてみよう！」とか、いろんな散歩をしています。場所が変わると気分転換になるし、おすすめですよ。

仲の良い友達と会ってカフェでゆっくりお茶しようっていうのもいいんですけど、最近は座ってじゃなくて、歩きながら話せる友達と会って過ごしていることが多いですね。

───◆─────◆───

とにかく笑いが絶えないみきママさんとの会話。話しているだけで自然とポジティブな気持ちになり、勇気づけられます。

取材中も「そろそろお昼の時間なので、ごはん作っちゃいますね！」と立ち上がり、冷蔵庫を開けてパパッと「ひき肉とレンコンのかきたまラーメン」を作ってくれました。

盛り付け前には、「麺を入れてラーメンでもいいけど、ごはんにする？　炭水化物を抜いているなら、スープだけ飲んでもおいしいですよ～」と、取材班への細やかな心配りも。

明るく楽しく、押し付けがましくないナチュラルな優しさが、女子大生たちに支持される理由なのだろうなと感じました。

料理をしたあとは、パパッと片付け、こちらと話しながらコンロの五徳を全て外して磨き、台所掃除完了！　その流れるような動作に、ついつい見惚れてしまいました。

次回・最終回は、2023年春に東大に合格した長男・はる兄の話や、今まさに思春期に足を踏み入れている次男・レンくんとの毎日について。話題の新書「みきママの東大合格弁当」についても伺います。

撮影／日下部真紀
取材・文／遠藤るりこ

みきママさんの連載は全３回。
１回目を読む。
３回目を読む。
（※３回目は2024年４月22日公開。公開日までリンク無効）