ベビーカー移動 パパママの不安を救うルート検索・保険・駅レンタルが超便利!

安全・快適な「ベビーカー移動」のために2023 #2~新サービス編~

ライター:遠藤 るりこ

外出先でフレキシブルにベビーカーをレンタル

2018年9月にスタートした「ベビカル」は、駅や駅周辺でのベビーカーのレンタルサービスで予約も可能。東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が採用した、新事業創造プログラムの一環で、グループ社員からのアイデアがもとになっています。

「子連れでの鉄道利用・施設利用に不便さを感じていた社員自身の経験をもとに企画され、1000件以上の応募の中から、数度の実証実験を経て、事業化が決定しました」と語るのは、JR東日本コーポレート・コミュニケーション部門の担当者。

「ベビカルは、『もっと気軽に子どもと外出できる社会を!』をコンセプトにしています。観光や旅行の際はもちろん、お買い物やランチなど短時間でも気軽にご利用いただけます」(JR東日本コーポレート・コミュニケーション部門)

事前予約可、利用場所の制限なし、貸し出し期限は最長7日間までがベビカル3つの特徴 提供:JR東日本

目的地までは徒歩や抱っこひもで移動し、観光中はベビーカーに乗っていてほしい。駅まで自転車に乗せて行き、そこからベビーカーを使いたい。買い物をしたら荷物が増えたから、急きょベビーカーが必要になった。

そんなさまざまなニーズに対応することができます。

「専用webサイトから会員登録し、決済用のクレジットカードを登録すると、利用日の14日前から貸出場所・時間を選択のうえ、予約ができます。料金は1時間250円、以降30分100円(最大料金設定あり)がベースです」(JR東日本コーポレート・コミュニケーション部門)

もちろん、予約がなくても空きがあればその場ですぐ利用することも可能。必要なときに、必要な時間だけベビーカーを使うことができるのです。

「貸出場所数は現在(2022年12月時点)で103ヵ所。今後も利用者のリクエストを中心に、交通の結節点や公園・テーマパークの最寄り駅など貸出ニーズの高い駅および駅周辺施設と連携していきたいと考えています。

いろいろなスポットにベビカルステーションが設置されることで、利用者が必要に応じてベビーカーをレンタルできる。JR東日本は、気軽に子どもと一緒に外出できる社会を創造することを目指しています」(JR東日本コーポレート・コミュニケーション部門)

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次回は、ベビーカージャーナリスト・下田隆一郎さんに聞く、「移動に適したベビーカー選びのポイント」についてです。

取材・文/遠藤るりこ

取材協力/
NAVITIME for Baby(株式会社ナビタイムジャパン)
UGOKU(損害保険ジャパン株式会社)
ベビカル(東日本旅客鉄道株式会社)

関連サイト/
NAVITIME for Baby(株式会社ナビタイムジャパン)➡︎サイトを見る
UGOKU(損害保険ジャパン株式会社)➡︎サイトを見る
ベビカル(東日本旅客鉄道株式会社)➡︎サイトを見る

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えんどう るりこ

遠藤 るりこ

ライター

ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe

ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe