鏡開きはいつ? 鏡餅の由来と正しい開き方・食べ方を専門家が解説

【年末年始】親子で話したい日本の行事 ~鏡開き編~

和文化研究家:三浦 康子

写真:c11yg/イメージマート
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お正月にお迎えした年神様の居場所である「鏡餅」。飾ってはいるけれど、「いつ片付ければいいの?」「どうやって食べるのが正解?」と迷うことはありませんか?

実は鏡餅は、飾り終わった後に食べてこそ意味があるのです。

今回は、和文化研究家の三浦康子先生に、鏡餅の由来や正しい「鏡開き」の作法について教えてもらいました。

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 ※2025年12月25日よりリンク有効

そもそもなぜ鏡餅を飾るの?

お正月に鏡餅を飾るのは、そこが新年の神様である「年神(としがみ)様」の居場所となるからです。これを、「依り代(よりしろ)」といいます。

年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに、私たちに「年魂(としだま)=新年を生きる力」を分けてくださいます。その象徴こそが鏡餅。「一年分の力」そのものと考えられていました。

また、鏡餅には「歯固め」という意味もあります。歯は生きていくためにとても大切ですね。

丈夫な歯の持ち主は何でも食べられ、健康で長生きできます。そのため、固く丈夫な歯になるように願いを込める行事を「歯固め」といい、固くなった鏡餅を食べるのです。

なぜ「鏡餅」というの?

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