「ドラゴン桜2」監修・現役東大生が教える「スマホ」だからこそできる効率的な勉強法
子育て中の家庭が知っておきたい「スマホ利用のリスクとメリット」 #4 ~現役東大生・西岡壱誠さんに聞く、効率的なスマホ学習法~
2024.12.15
カルペ・ディエム代表:西岡 壱誠
漫画「ドラゴン桜2」の監修でも知られる現役東大生の西岡壱誠さん。著書『東大式スマホ勉強術』では、スマホだからできる効率的な勉強法を紹介しています。
前回は、スマホを勉強に取り入れることのメリットを西岡さんにお伺いしました。連載最終回となる今回は、スマホを使った勉強法について。
アナログ学習ではできない、スマホならではのメリットを生かした、おすすめのスマホ学習術を西岡さんに教えていただきます。
(全4回の4回目。スマホと学力連載1回目を読む。2回目を読む。3回目を読む)
西岡壱誠(にしおか・いっせい)
1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すものの、2年連続で不合格に。二浪中に開発した独自の勉強術を駆使して東大合格を果たす。2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教え、教師に指導法のコンサルティングを行っている。日曜劇場「ドラゴン桜」の監修や漫画「ドラゴン桜2」の編集も担当。著書はシリーズ45万部となる『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大算数』(いずれも東洋経済新報社)ほか多数。
スマホで効率的に苦手を克服
──西岡さんは小中高生にも勉強を教える機会が多いと聞いています。実際、今の子どもたちは、どんなふうにスマホを活用しているのでしょうか?
西岡壱誠さん(以下、西岡さん):YouTubeで非常にクオリティの高い解説動画がたくさん公開されているので、それを予習復習に使っている人は多いですね。
倍速視聴すれば、短時間で概要を知ることができますし、わかりにくい部分や、大事なポイントは、そこだけ繰り返し視聴することができるのも動画ならではのメリットだと思います。