
「冬の授乳」の寒さ対策 夜間・外出時のコツ 便利グッズで育児をラクに
助産師・徳永悦恵先生が教える授乳のキホン #4 ~冬の授乳編~ (3/3) 1ページ目に戻る
2026.04.30
助産師:徳永 悦恵
冬の授乳 これで乗り切った!
次に、コクリコ会員の先輩ママたちから、冬の授乳で助かったアイテムを教えてもらいました。
授乳時に服を捲り上げると背中や横腹が冷えて不快でしたが、捲くり上げずにすむクロスオープンの肌着を導入したら身体が冷えることもなく快適に。
冬場の夜間は身体が冷えるので、ユニクロのフリースがちょうどいい防寒着になりました。
小さめのフリースブランケットを外出時にはもちろんのこと、家のなかでも赤ちゃんが冷えないように冬の授乳時には必ずかけてあげました。
ミルク授乳は、あらかじめお湯を沸かしておいて、冷めにくい高性能の魔法瓶に入れていました。さらに冷たい水をもうひとつの魔法瓶に入れておいて、寝ている部屋に置いておくと、寒い夜中の台所に行かなくてもすぐにミルクが作れました。
あまり着込むと授乳しにくいので、冬はアイテムというより暖房に頼りました。
先輩ママがおススメする夜中や外出時に役に立ったアイテム
次は、先輩ママから夜中や外出時に役に立ったアイテム伝授!
【夜中編】
ワンタッチで点灯消灯できるライトを活用。必要なときだけさっと使えるライトは必需品でした。引っ掛けるタイプのライトも使っていたのですが、シリコン製だったので音が控えめ。ベビーベッドにS字フックで引っ掛けて使っていました。
調乳ポットが程よい温度にお湯を保温してくれるので、ミルクの調乳に冷ます手間が省けてかなり便利でした。
夜間の授乳は、布団から上半身が出てしまうため寒く、羽織物プラスじんわり暖かいオイルヒーターが欠かせませんでした。
【外出編】
代えの母乳パッドを忘れてしまったときは、ハンカチかタオルを代わりに使ってました!
飛行機での授乳に苦戦しました。毎回授乳ケープはしていられないので、授乳トップスで乗り切りました。
先輩ママからの応援メッセージ
最後に、今授乳をがんばっているママパパへ、先輩ママからのメッセージです。
ママはあんまり頑張りすぎないで。一人で全部、ママだけでやろうとだけは本当にしないようにしてくださいね。
ママが疲れて夜中の授乳ができそうにないときは、パパにミルクで授乳をお願いしましょう。夫婦二人、力を合わせて頑張ってください!
乳首は痛いし、体力的に疲れるし、夜間は眠たいし、大変なことが山盛りですよね。でも授乳は赤ちゃんが一生懸命におっぱいを飲む姿や満足げな顔をひとりじめして見られる限られた幸せな時間です。
適度に休むこと! 使えるものはすべて使うこと! ネットの情報や、偏った経験で語る人の言うことを鵜吞みにしないこと。困ったことがあったら信頼できる小児科医などに聞きましょう。過度に心配しなくても子どもは強い。ちゃんと育ちますよ。
授乳中は大変だけど、離乳し始めるとミルクを飲んでいる姿が恋しくなります。今のうちにしっかりミルクを飲んでいる姿を見て癒やされてくださいね。
毎日の授乳お疲れさまです。口を揃えて先輩ママパパやご両親などからもすでに言われた言葉だと思いますが、「授乳はいつか終わります」。本当に。辛いことや悩みもたくさんあるかと思いますが、どうか短い期間を大切に過ごしてあげてください。
母乳が出づらくなって焦ることがあるかもしれませんが、自分を追い詰めずに。粉ミルクの併用もおすすめですよ。
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4回にわたって、「授乳」に関するキホン情報をお届けしてきました。赤ちゃんを迎えてすぐに始まる「授乳」では、戸惑う瞬間も多々あると思います。重要なのは、赤ちゃん一人一人に個性があることを念頭に置いて、ママがいかにリラックスして授乳を楽しめるかです。
情報は参考にしつつも、人と比べずにマイペースに取り組んでいきましょう。
撮影/安田光優
取材・文/濱田恵理
授乳のキホンは全4回
1回目を読む(母乳授乳編)。
2回目を読む(ミルク・チーム授乳編)。
3回目を読む(夏の授乳・トラブル解決法編)。




































徳永 悦恵
助産師、看護師。『咲助産院』院長。 看護師としての産婦人科病棟の勤務を経て、助産師の資格を取得。2016年に、母乳ケア専門の助産院『咲助産院』を開院。3000人以上のママたちのサポートを行う。助産師歴19年のスキルと3児のママである自身の経験を活かした、丁寧でわかりやすいママのおっぱいや母乳のケア、育児相談などが支持されている。 https://www.sakijosanin.com/
助産師、看護師。『咲助産院』院長。 看護師としての産婦人科病棟の勤務を経て、助産師の資格を取得。2016年に、母乳ケア専門の助産院『咲助産院』を開院。3000人以上のママたちのサポートを行う。助産師歴19年のスキルと3児のママである自身の経験を活かした、丁寧でわかりやすいママのおっぱいや母乳のケア、育児相談などが支持されている。 https://www.sakijosanin.com/