
赤ちゃんの抱き方と授乳の回数は? 助産師が教える「母乳育児」の姿勢とコツ
助産師・徳永悦恵先生が教える授乳のキホン #1 ~母乳授乳編~ (3/3) 1ページ目に戻る
2026.04.27
助産師:徳永 悦恵
ゲップのさせ方
授乳後にゲップをさせるのは、飲み込んだ空気を外に出して、吐き戻しや腹痛を防ぐためです。「縦抱き」と「横向き座り」の2スタイルをご紹介します。
ゲップ・縦抱き
ママやパパの肩に赤ちゃんの頭を乗せて縦に抱きます。首が座っていない赤ちゃんの場合は、ママの手で赤ちゃんの首の後ろをしっかりと支えましょう。
赤ちゃんの背中を下から上に優しくさすったり、軽くトントンと叩いたりしてゲップを促しましょう。
ゲップ・横向き座り
赤ちゃんを自分の膝や太ももの上に、横向きに座らせます。ママは片手で赤ちゃんの胸をしっかり支えて前傾姿勢にしましょう。もう片方の手で背中をさすったり、軽くトントンと叩いたりします。
母乳が足りているかはおしっこの量をチェック!
母乳が足りているかを判断するには「おしっこがしっかり出ている」ことも判断基準になります。目安は1日6~7回以上出ていれば、母乳が足りているサインです。
おしっこ以外だと、
・体重が順調に増えている
・うんちが適度に出ている
・授乳後に満足して機嫌が良い
・肌にハリがある
・活気がある
なども、母乳が足りている証拠になります。
ママの水分補給
母乳をしっかり出すためには、水分補給が大切です。水分不足になってしまうと、母乳の出が悪くなる要因に。「喉が渇いたら飲む」より、「喉が渇く前にこまめに飲む」ようにしましょう。
飲み物の種類は白湯、麦茶、ノンカフェインのハーブティー、タンポポコーヒーなどがおすすめ。母乳の出に関係する血行不良を招く冷えを予防するためにも、アイスではなく、なるべくホットを選ぶとよいでしょう。
最後に徳永先生からのアドバイスです。
「母乳が出にくく、赤ちゃんの体重の増えがよくない場合は、ミルクを足すことも必要です。疲れすぎている、寝不足でしんどいというママは、ミルクに頼るのも一つです。頑張っていくことは必要ですが、頑張りすぎ、無理のしすぎには注意しましょう。
また、ミルクを利用する場合はパパも授乳できます。その際はぜひ授乳してもらってくださいね」
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出産してすぐに始まる「授乳」。大変なときは、家族や助産師などの力を借りて、無理せず取り組んでいきましょう。次回2回目は、「ミルク授乳」と夫婦での「チーム授乳」について、引き続き徳永先生に教えてもらいます。
撮影/安田光優
取材・文/濱田恵理
授乳のキホンは全4回
2回目を読む(ミルク・チーム授乳編)。※2026年4月28日よりリンク有効
3回目を読む(夏の授乳・トラブル解決法編)。※2026年4月29日よりリンク有効
4回目を読む(冬・夜間・外出の授乳編)。※2026年4月30日よりリンク有効




































徳永 悦恵
助産師、看護師。『咲助産院』院長。 看護師としての産婦人科病棟の勤務を経て、助産師の資格を取得。2016年に、母乳ケア専門の助産院『咲助産院』を開院。3000人以上のママたちのサポートを行う。助産師歴19年のスキルと3児のママである自身の経験を活かした、丁寧でわかりやすいママのおっぱいや母乳のケア、育児相談などが支持されている。 https://www.sakijosanin.com/
助産師、看護師。『咲助産院』院長。 看護師としての産婦人科病棟の勤務を経て、助産師の資格を取得。2016年に、母乳ケア専門の助産院『咲助産院』を開院。3000人以上のママたちのサポートを行う。助産師歴19年のスキルと3児のママである自身の経験を活かした、丁寧でわかりやすいママのおっぱいや母乳のケア、育児相談などが支持されている。 https://www.sakijosanin.com/