【液体ミルク】5種類を「香り/色/味/口あたり」で徹底比較 ママパパたちの「おすすめ」理由も公開

液体ミルクをもっと知りたい #2 5種類の液体ミルクを大紹介&実飲編

雪印ビーンスターク「液体ミルク すこやかM1」

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雪印ビーンスタークの「液体ミルク すこやかM1」(スチール缶・200ml)希望小売価格240円(税別)。賞味期限1年。対象年齢は0ヵ月~1歳。 

スチール缶・200ml入りの、ちょうどよいサイズが魅力。長年にわたる日本人の母乳調査・研究でわかった「オステオポンチン」や「ガラクトシルラクトース」などの成分を日本で初めて配合した液体ミルクです。

【実際に飲んでみた!】
○香り……さっぱりとした、甘い香り。
○色……ほんの少し茶色がかった色。
○味……あっさり。和菓子のようなやさしい甘さ。
○口当たり……すっきり軽めの口当たり。

森永乳業「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」

森永乳業の「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」(パウチ・100ml×5袋)希望小売価格900円。賞味期限1年(寝かせた状態で保存)。対象年齢0ヵ月~1歳。

現在(2023年9月)発売されている液体ミルクのなかで、唯一のパウチタイプがこちら。容量は100mlと少量で、かさばらない形状なので、持ち運びや備蓄にはとても便利! 哺乳瓶に移したあとは、パウチを小さく折りたたんで捨てられます。

栄養成分では、初乳に多く含まれるタンパク質や、ビフィズス菌を増加させる3種類のオリゴ糖を配合しています。

【実際に飲んでみた!】
香り……さっぱりとした甘い香り。
……少し黄色みがかっている。
……あっさりとした甘さ。筆者的には一番牛乳に近い味わい。
口当たり……軽い口当たり。

5種類の液体ミルクを飲んでみて、メーカーごとに味わい・口当たりなど個性があると感じました。そのため、赤ちゃんによっては「口に合う・合わない」ということも考えられます。

液体ミルクの多くは、同ブランドの粉ミルクと同じ栄養成分です。いつも飲んでいる粉ミルクがあれば、まず同じブランドの液体ミルクから試してみるのがよいかもしれません。液体ミルクのメリットは、1回分であること。一度飲んでみて、口に合わなそうであれば、気楽に別のブランドに切り替えられます。

また、備蓄用にはかさばりにくいパウチタイプ、低月齢赤ちゃんには紙パックタイプというように、用途に合わせた使い分けもおすすめです。

いろいろ試してみて、お気に入りの液体ミルクを探してみてくださいね!

液体ミルクを愛用するママパパのリアルな声を大公開!

最後に、育児のさまざまなシーンで、液体ミルクを活用している、子育て中のママパパのリアルな声をご紹介します。
(アンケート提供:特定非営利活動法人つなげる、江崎グリコ)

液体ミルクのおかげで心にゆとりが持てるように
「子どもが空腹で大泣きしていると、焦ってしまったり、申し訳なくなったり、マイナスな感情になりがちですが、液体ミルクがあることで心にゆとりが生まれました。
また、今まで外出時は、キッズスペースや授乳室の存在を確認しながらでしたが、気軽に外出できるようになり、気分転換にもなりました」

外出時の荷物が軽く、外出がラクに!
「荷物が軽くなったのがいちばん嬉しかったですね。お出かけが億劫(おっくう)ではなくなりました。
また赤ちゃん休憩室が混んでいると双子のベビーカーでは入りにくかったりするのですが、液体ミルクだとベンチでもサクッとミルクを用意できるので助かりました」

ママ通院時の長時間待機中に大助かり
「私の通院は1時間かかり、さらに病院にはお湯がない上、待ち時間が読めなくて2時間以上診察を待つことも。
そうすると必ず一度は授乳が必要で、常に2回分の液体ミルクのストックを持ち歩くようにしていました。紙パックタイプだと、使用後は燃えるゴミに捨てられるので、その点もすごく楽にすみました」

夜間授乳も子どもを待たせず授乳が可能
夜間授乳が特に助かっています。泣いて目覚める子どもにさっとあげられるので、精神的にも助かっているだけでなく、ミルクの準備の手間が省けて、私自身睡眠がとりやすくなりました。

授乳がパパにも任せられるように!
「外出時のミルクの準備はママである私がいつも一人でやっていましたが、パパに任せられるようになりました。温めたりせずそのまま飲ませることができるので家族や祖父母も手軽に利用でき、とても重宝しています!」

祖父母世代の育児参加へのハードルが下がった
「祖父母世代にも、液体ミルクという選択肢を知ってもらえたことで育児参加へのハードルがひとつ下がり、ミルクの調乳を覚えるという手間がなくなりました。すごく助かっています」

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アンケートでは、液体ミルクを取り入れることで「育児がラクになった」という声が多く寄せられました。液体ミルク未体験のご家庭は、参考にしてみてくださいね。

次回3回目では、哺乳瓶いらずで、液体ミルクをもっと手軽に活用できる、便利なアタッチメントなどをご紹介します。

撮影・取材・文/秋音ゆう

※掲載商品の価格はすべて2023年9月現在のものです。

液体ミルク連載は全3回。
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(3回目は2023年10月5日公開。公開日までURLのリンク無効)

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