「くるりんちゃん!」
なんと、そこにはくるりんちゃんが! さらにくるりんちゃんのうしろから、きよひらくん、フラワーロールちゃん、イカイもんも登場!
「ええっ! みんな、いったいどうして?」
驚くカリンちゃんに、きよひらくんが言いました。
「これは、ゆうかい事件ではないなりよ。犯人はくるりんちゃん本人なり!」
「ど、どういうこと?」
「犯人からの手紙に書いていた日付。今日が何の日か、思い出したなりか?」
「さっき、やっと思い出したんだ。ぼくがくるりんちゃんにプロポーズした日だ。赤いバラの花束を持って」
きよひらくんが、モジモジしているくるりんちゃんを、カリンちゃんの前に連れていきます。
「そう、カリンちゃんからのプロポーズに感動したくるりんちゃんは、バラを押し花にして、ずっと大切に取っておいたなりよ。あの花びらは、くるりんちゃんからカリンちゃんへのメッセージだったなり」
きよひらくんの横で、くるりんちゃんがうなずきます。
「せっかくあの日と同じ日のチケットが取れたのに、カリンちゃんたら、ずっと寝てばかりなんだもの。だから、ちょっとイタズラしようと思って……」
「で、でも、車内をくまなくさがしたけど、キミはどこにもいなかったよ」
「手紙を置いたあとに、イカイもんの力で遠野に送ってもらったの」
くるりんちゃんがぺこりと頭を下げると、イカイもんが上の手で頭をかき、下の手を合わせてごめんねのポーズをします。
そう。くるりんちゃん、「ゆうかい」ではなく「謎解き」のつもりであの手紙を書いたのです。
カリンちゃんに謎解きをしてもらいながら、まずは思い出の場所・カッパ淵まで来てもらいます。
カッパ淵にはいつも仲良しのおじいさんがいるので、お願いしてキュウリを渡してもらい、それを食べたらジャジャーン!と登場するつもりでした。
ところが、あまりにもカリンちゃんが落ちこんでいたので出るに出られなくなってしまい、そこにきよひらくんたちがやってきた……というわけ。
「みんなも巻きこんじゃって、ごめんなさい。こんな大ごとになるとは思わなかったの」



































