室井滋「驚異の15役」を演じ分け!『ムーミン谷の彗星』原作側が惚れ込んだ朗読【Amazonオーディブル】

【Amazonオーディブル】『ムーミン谷の彗星』スペシャルインタビュー 前編 (2/3) 1ページ目に戻る

「声」の仕事への想い

当時は「顔と声が一致する人じゃないと声の仕事は来ないよ」なんて言われたこともありましたが、少しずつ、アフレコの役をいただけるようになりました。

『耳をすませば』のお母さん役とか、(ディズニーとピクサー共同制作の映画)『ファインディング・ニモ』『ファインディング・ドリー』のドリー役などの声優の仕事や、ドキュメンタリーのナレーションの仕事も。


ドキュメンタリーの語りは、いわば「最終ランナー(アンカー)」の仕事です。スタッフの皆さんが長い年月をかけて撮影してきた重みを、最後に私が声で締めくくる。

正確に伝えるだけでなく、やりすぎない程度に「私もここはそう思いましたよ」という気持ちをうっすらと声に乗せることも。そのさじ加減は、女優として常に大切にしている部分でもあります。

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──今回、ムーミン作品に関わることになったきっかけについてお伺いできますか。

室井さん:
本当に不思議なご縁なんです。私たちの文学館で「井上ひさし展」(2024年)を開催した際、井上さんが初期にアニメ『ムーミン』の作詞を手がけられていたことから、ムーミンの展示コーナーを作ることになったんです。「♪ねぇムーミン」という有名な歌ですね。

せっかくなら子どもたちも楽しめるコーナーを作りたい、そのヒントをと思って、飯能の「ムーミンバレーパーク」まで視察に行きました。そこでパークの皆さんにとても温かく迎えていただいて。

その日はいろいろご説明いただいて、最後には隣接する温泉施設にも寄って(ここにはムーミンはいませんが)、心の底からくつろげて本当に楽しい時間だったんです。

フィンランドの原作側が惚れ込んだ「室井滋のムーミン」

「Audible」朗読を担当するきっかけとなった出来事とは
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