成績ビリの女子中学生が早稲田大学国際教養学部へ合格するまでの子育て術
【コーチング子育て】子どもの個性を見抜き、教えずに導く方法 #3
2023.03.01
SoZo株式会社 代表取締役:あつみ ゆりか
次の課題の特定を一緒にやる! 改善する癖をつける振り返りMTG
長女とはテストの結果が出るたびに、上手くいったことはもちろん、予想よりも点数が取れず課題が残った部分を冷静に振り返りました。また、すごろく的に細分化した目標への達成度も確認していきます。
うちでは毎回の試験では目標にしていた順位がありました。例えば中2では75位くらいキープを常態化させる、が目標。そこに何の教科が足を引っ張ったのか? 何が改善できるポイントなのか? を子どもにまずは言わせて、アドバイスをしていきます。
逆に目標をクリアしていれば、さらに先の目標である中3の目標を前倒しして、50位を目指す、に課題を移す。「次50位目指すために、改善できるところは何だと思う?」とアイディアを出させるのです。
親ももちろん万能ではありませんので、改善ポイントへのアドバイスが限界に達したと思ったときは先生に改善ポイントを聞きに行くというのも、重要な行動です。
こうした振り返りMTGを癖付けすると、成績が良いときも悪いときも「次に改善する」ということが子どもの中で、当たり前になります。このサイクルが非常にうまくいき、長女は最終、学校で1位という成績もとることができました。
実はこの一連のサイクルはビジネス用語でも有名な「PDCA」と呼ばれるもの。P=PLAN(計画を立てる)、D=DO(実行する)、C=CHECK(進捗と課題をチェックする)、A=ACTION(さらに行動する)。
これらのサイクルは成長する企業内で必ず行われているものです。是非、このPDCAサイクルをお子さんと並走してみてください。
あつみゆりか
SoZo株式会社代表取締役
1976年生まれ。法政大学法学部卒業。ビジネスとSDGsを効果的に接続できるカリキュラムとして企業研修向けeラーニングサービス「SDGsビジネスラーニング」を展開。元マイナビウェディング編集長。プライベートでは3児の母で夫婦ともに起業家。
あつみ ゆりか
1976年生まれ。法政大学法学部卒業。ビジネスとSDGsを効果的に接続できるカリキュラムとして企業研修向けeラーニングサービス「SDGsビジネスラーニング」を展開。元マイナビウェディング編集長。プライベートでは3児の母で夫婦ともに起業家。
1976年生まれ。法政大学法学部卒業。ビジネスとSDGsを効果的に接続できるカリキュラムとして企業研修向けeラーニングサービス「SDGsビジネスラーニング」を展開。元マイナビウェディング編集長。プライベートでは3児の母で夫婦ともに起業家。