「テストできたらゲームを買ってあげる」は逆効果! ごほうびで子どもが「やる気をなくす」ワケが判明

中野信子「新版 空気を読む脳」#2 心理実験で子育てを応援 (4/4) 1ページ目に戻る

日本が19年連続イグノーベル賞

私たちの創造性は、常識や、社会に合わせなければという思いに無意識的に縛られているのかもしれません。遺伝的に社会性が高くなりがちな素因を持つ日本人は、自分の創造性を発揮する前に、社会の一員であることに喜びを感じることが多くなりがちです。

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ただ、ひとりになれる場所や、社会性を考えなくてもすむフィールドでなら、その創造性を十二分に発揮できているという現実もあります。時には本家ノーベル賞以上に創造性が求められるイグノーベル賞ですが、その受賞者には日本人が非常に多く、19年連続で受賞するなど活躍が光っています。

肩の力を抜いて個人が自由な創造性を発揮できる分野だからこその結果である、と言えるでしょう。注目された結果、むやみに研究費などが乱発されて、クールジャパンのような大惨事にならないかだけが個人的には心配です。

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◆今回ご紹介の書籍はこちら

『新版 空気を読む脳』
「なぜ、相手や周りの気持ちがわかりすぎる人ほど生きづらいの?」──。

職場で学校で「空気」という暗黙のルールの中で生きる私たち。本書は、中野信子さんが日本人の心性と強みを、脳科学・遺伝学・行動科学で初めてひもとき、多くの共感を呼んだ大ベストセラーの新版です。

「正義中毒」「バッシング」「サイコパス」から「運のいい人の法則」まで、人間を鋭く分析。対処法や人生への生かし方をわかりやすく教えてきた中野さん。日本社会の暗黙のルールを知ることは、より良く生きるためには必須のことでしょう。空気を味方につける方法や空気の中でしたたかに生きる方法を、本書で初めて中野さんが伝授しています。  

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中野 信子
なかの のぶこ

中野 信子

Nobuko Nakano
脳科学者、医学博士、認知科学者

東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授、森美術館理事。 2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を得ている。 著書に『サイコパス』(文春新書)、『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(サンマーク出版)、『咒の脳科学』(講談社+α新書)など多数。

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東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授、森美術館理事。 2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を得ている。 著書に『サイコパス』(文春新書)、『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(サンマーク出版)、『咒の脳科学』(講談社+α新書)など多数。