パパ医師ゆび先生 8児10人大家族の主治医が「感染予防はせず免疫力重視!」その納得の理由とは?

8児のパパ小児科医・ゆび先生インタビュー#4~感染症対策と子どもの向き合い方~

小児科専門医・インフルエンサー:ゆび先生

ゆび先生:これもあんまりないですねぇ(笑)。大家族では無理ですから。靴をきれいにそろえることすら無理です。でも「いただきます」や「ありがとう」という言葉は習慣になっていて、普段から当たり前のように言っています。

特に教育したわけではなくて、パパとママの背中を見ているから習慣になったのでしょう。だから反対に子どもが言葉づかいやお行儀が悪くてマナー違反しているなと気づいたら、まずはパパとママから気をつけようって思います。

【熱血講座🔥】『ゆび先生は怒ってます😤』〜風邪について一緒に知ろう✨〜

ゆび先生が風邪への対処法を解説するYouTube。優しい言葉でわかりやすく、子どもにも響きやすい。  引用:YouTubeチャンネル「ゆび先生&ひかちゃんねる」

子ども1人との時間は意識して作る

──仲良しファミリーですが、普段はどんな遊びをしていますか。

ゆび先生:家族みんなで公園へ行って遊んだり、映画を見に行ったりすることもたくさんありますけど、わりと親子の1対1の時間も大切にしています。オセロで1人に向き合うこともありますし、1人か2人連れて県外へ遠出することもあります。

思春期の子どもたちもいますが、反抗期らしい反抗期は今のところありません。上の子たちも親に対してうるさいくらいにベラベラしゃべってくれます。親が子どもを押さえつけていないからかもしれません。

家族で出かけるとき、「勉強もあるだろうし、友だちとの付き合いもあるだろうから来なくていいよ」と中高生に言うんですが、「せっかくだから行きたい!」って一緒に来るんですよ(笑)。フラットな親子関係なので、相談もしてくれます。

──これから子どもたちと挑戦してみたいことはありますか。今後の目標も教えてください。

ゆび先生:これからやりたいことといえば、子どもたちとバンド組むのもおもしろそうだなって考えています。YouTubeをやる前は音楽活動をしていたので。子どもたちが大きくなってくると、僕がそうであったように音楽やギターに興味を持つと思うので、そうなると自然と「みんなでやろっか」って雰囲気になりそうな気がしていて。それが楽しみですね。

今後は目の前に出てきたこと、出合ったことに対して、とにかく一生懸命やっていきたいなと思っています。何か目標を掲げてそこに向かって走っていくというよりも、目の前のことに対して100%の力で向かっていく。子どもとの遊びも、仕事も、全力で楽しんでいるパパの姿を子どもたちに見せていきたいですね。

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子どもに求めすぎず、おおらかに子育てするゆび先生。夫婦間、親子間で感謝の気持ちを伝え合い、信頼し合うことが居心地のいい家族を築くことにつながると教わったインタビューでした。ゆび先生、ありがとうございました!


取材・文/大楽眞衣子
※記事内の年齢は2024年11月21日時点のものです

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ゆびせんせい

ゆび先生

小児科専門医・YouTuber・TickToker

田本 直弘(たもと・なおひろ) 。鳥取県米子市生まれ。2012年「医療法人田本会 米子こどもクリニック」開院。加えて内科や美容クリニック、訪問看護ステーション、保育園、介護事業、エステティックサロン運営にも携わり、全国を飛び回る。 YouTubeチャンネル「ゆび先生&ひかちゃんねる」は登録者数7万7000人、TikTokのフォロワーは17万人超え(2024年11月現在)。 8児のパパ。長女(2008年生まれ)、長男(2011年生まれ)、次女(2013年生まれ)、三女(2017年生まれ)、四女(2019年生まれ)、次男(2021年生まれ)、三男(2022年生まれ)、四男(2024年生まれ)。 ●米子こどもクリニック

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田本 直弘(たもと・なおひろ) 。鳥取県米子市生まれ。2012年「医療法人田本会 米子こどもクリニック」開院。加えて内科や美容クリニック、訪問看護ステーション、保育園、介護事業、エステティックサロン運営にも携わり、全国を飛び回る。 YouTubeチャンネル「ゆび先生&ひかちゃんねる」は登録者数7万7000人、TikTokのフォロワーは17万人超え(2024年11月現在)。 8児のパパ。長女(2008年生まれ)、長男(2011年生まれ)、次女(2013年生まれ)、三女(2017年生まれ)、四女(2019年生まれ)、次男(2021年生まれ)、三男(2022年生まれ)、四男(2024年生まれ)。 ●米子こどもクリニック

だいらく まいこ

大楽 眞衣子

社会派子育てライター

社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーに。3人の育児で培った生活者目線を活かし、現在は雑誌やWEBで子育てや女性の生き方に関わる社会派記事を執筆している。大学で児童学を専攻中で、保育士資格を取得。2歳差3兄弟の母。昆虫好き。イラストは三男による「ママ」 ●公式HP「my luck」

社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーに。3人の育児で培った生活者目線を活かし、現在は雑誌やWEBで子育てや女性の生き方に関わる社会派記事を執筆している。大学で児童学を専攻中で、保育士資格を取得。2歳差3兄弟の母。昆虫好き。イラストは三男による「ママ」 ●公式HP「my luck」