
【自由研究にもピッタリ】100均グッズで“頭のいい子”を育てる「おうち遊び」とは?〔東大名誉教授も太鼓判〕
高価な知育玩具は要りません! 人気おもちゃインストラクター・スウさんが教える、子どもの“考える力”を伸ばす「知育工作」遊び
2025.07.09

自由研究、何にしよう?
暑い夏は外遊びも難しい──そんな悩みを一気に解決するのが「おうち遊び」です。
今回は、3児の母で人気インフルエンサー・スウさんが伝授する「子どもの考える力をぐんぐん伸ばす工作遊び」をご紹介します!

おもちゃインストラクターの資格を持ち、3児の母でもあるスウさんが考案する「遊び」や「手作りおもちゃ」は、子どもが夢中になるのはもちろん、知育に関心の高い保護者から、今、大きな支持を得ています。東京大学名誉教授で、教育・保育評論家の汐見稔幸先生も太鼓判を押す、その知育効果とは?
この記事は、書籍『頭のいい子を育てる 超集中!おうち遊び100』(スウ著/汐見稔幸監修/ワニブックス刊)より一部を再構成したものです。
目次
「工作遊び」が子どもの将来の“大切な宝物”になる理由

東大名誉教授の汐見先生は、「工作遊び」の重要性について、以下のように話します。
「工作遊びは、遊び道具や実用品を、子どもが自分で作ることを目的にしています。遊べる、便利な、触れるものを自分の手で作る、その楽しさを味わう遊びです。
こういう試みを、ぼくは「文化実践(文化にかかわること・アイデアを実際に行うこと)」と呼んでいます。文化とは“手間暇をかけて価値のあるものを作り出すこと”をいいます。
工作セットなんかを買ってきて作ることではなくて、できるだけ手をかけて工夫をし、値打ちのあるものを作り出すこと。それは、どんな時代にも人の心を豊かにし、けっして廃れないものです。
自分の手でいろいろなものを作り上げ、それが生活の役に立ち、そのことで人が喜んでくれる──そういった体験が、子どもの将来を考える上で、大切な宝物となるでしょう。」
そう、自分の力でものを作り出す喜びを知ることができることは、工作遊びの重要な側面なのです。
スウさんも「捨てるはずの廃材が、工夫1つで遊びにつながり、遊びとアイテムを組み合わせることで小物やインテリアに生まれ変わる……自分の手で、世界にたった1つだけの新しいものを生み出す醍醐味と、おもしろさが実感できます」と話します。
また、「部屋に飾ったり、家族や友だちにプレゼントできるのもうれしいポイント」とのこと。
そこで、実際に「世界に1つだけのコースター」を作っていきましょう! 100円ショップの材料で作れて、しかもたった1日で完成するので、自由研究・自由工作にもぴったりですよ。