おうちでパンダの無防備な姿にきゅん！　至福のオンラインツアー

〔オンラインツアー＆工場見学〕アドベンチャーワールドの“パンダ”のバックヤードツアー

2021.11.02

パンダのもっと見たい部位をリクエスト！

ツアーが終盤にさしかかり、記念撮影の時間になりました。ここでさらに大サービス！

「顔のどアップがいいとか、耳だけ映してほしいとか、アングルのご希望があればどうぞ！できる範囲でカメラマンがお応えします！」（中谷さん）

たちまちチャット欄は、「お顔のアップを」「お尻が見られたらうれしいです」と書き込みがにぎわいます。

リクエストに応えて、正面からのお尻にズーム！　真ん中のフサフサしているものはさて!?

「黒い脚と脚の間にある、毛がフサフサしている部分がパンダのしっぽです。
すごく太く見えますが、毛を剃ると、人間の大人の指１本分程度の太さしかないんですよ」（中谷さん）

本来のしっぽの色は、フサフサの毛を持ち上げた奥の毛と同じ白い色。

最後だからと私もリクエスト！　「パンダのここに注目してというポイントは？」

「私のおすすめポイントは、パンダたちのつむじです。
目と目の間、鼻の上にある黒い模様のようなものが見えますか？　これがつむじです！」

『Ｙ』の形をした、こここそがつむじ！「つむじが首の後ろにあるパンダもいますよ」（中谷さん）

パンダは鼻の上に１～２つのつむじがありますが、つむじの数や位置、つむじの周りの毛並みはパンダによって違うそうです。

「彩浜（さいひん）は、つむじとその周りの毛並みがアルファベットの『Ｙ』の形になってますよね。つむじでパンダたちを見分けることもできるので、ぜひ注目してみてください！」（中谷さん）

ほかにも、パンダの歯は何本なのか（乳歯24本、永久歯42本。パンダは乳歯と永久歯の数が違う）、パンダたちが食べなかった竹はどうするのか（食品ロスを出さないよう、園内のカピバラ、アフリカゾウやアジアゾウたちに手伝ってもらうこともある）、パンダたちは飼育スタッフを認識しているのか（声や匂いで認識しているようだ）等々、多くの謎が解けたツアーはここで終了。

パンダの秘密をたくさん知れたのはもちろんですが、何よりオンラインならではの至近距離に感動しっぱなしの30分でした。間近で見る大きなパンダは、きっと子どもの知的好奇心もくすぐるはずです。

ツアー後に、飼育スタッフが教えてくれたパンダの秘密やスクリーンショットの画像を使って、オリジナルのパンダ図鑑を作るのも楽しいでしょう。