ごはん外来の医師が勧める「手づかみ食べ」 赤ちゃんの3つのOKサイン

小児科医・江田明日香先生「ごはん外来へようこそ」#2~手づかみ食べ入門編~

小児科医:江田 明日香

毎月開かれる講座「ごはんクラス」は、手づかみ食べの導入編と実践編の2回講座。実際の赤ちゃんの動画を見ながら、手づかみ食べのステップなどをレクチャーしてくれる。
写真:日下部真紀

離乳食期ならではの、食の悩みを抱えた親子が次々と訪れる、小児科「かるがも藤沢クリニック」(神奈川県藤沢市)。

院長の江田明日香先生は「ごはん外来」を開設した大きな目的のひとつに、「子ども自身の食べるスキルをやしなうこと」を挙げています。

そのために、江田先生が提唱しているのが「手づかみ食べ」です。
クリニックの離乳食講座「ごはんクラス」で実践しているというこの食事方法はどのようなものなのでしょうか。「手づかみ食べ」を推奨する理由と上達のコツをうかがいました。

目からうろこのインタビュー、第2回です。(全4回。#1を読む)

食べることも発達 ペースは子どもそれぞれ

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