「嫌なのにNOと言えない」
「周囲の反応ばかり気にしてしまう」
「自分の気持ちをうまく表現できない」
なんだかとても生きづらい……そんな悩みの背後には、「バウンダリー」の問題があるかもしれません。
バウンダリーとは、心理学や精神医療の分野では「自分と他者を区別する心の境界線」を意味する言葉。
この記事では、精神保健福祉士・スクールソーシャルワーカーの鴻巣麻里香(こうのす・まりか)さんに、「心を守るバウンダリー(境界線)」をテーマにお話を伺います。
鴻巣さんが「バウンダリー」の大切さに気がついた背景には、ご自身の辛い体験がありました。
子どもを持つ親だけでなく、思春期のお子さん、そしていま「自分の心の守り方」がわからず苦しんでいる大人にもぜひ知ってほしい知識「バウンダリー」について詳しく解説します。