インスタグラマー・slow.life.worksのゆう子さんは、山あいの三角屋根の小さな家で家族4人、保護猫2匹と暮らしています。
のんびりした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿していますが、工夫いっぱいのおうち時間の過ごし方が特に大人気。
季節ごとの“おうちイベント”に登場するゆう子さんの息子そうたくんと、娘ほのかちゃんはいつも笑顔いっぱい!
家族が笑顔いっぱいで喜んでくれる、子どもの記憶に残る行事の楽しみ方、アイデアをゆう子さんに紹介してもらいます。
お正月、節分、ひな祭り……など、毎月1回の全12回の連載です。
第7回目は7月の楽しみ方です。ぜひ過ごし方のヒントにしてみてください。
一面のひまわり畑
ゆう子さんが住む町は、毎年夏になるとひまわり畑が出現します。
農家さんの田んぼにひまわりの種をまき、そこの暮らす人々はもちろん、外からやってくる観光客の皆さんにも喜んでほしいと約15年前から、始まった試みです。
「子どもたちが生まれる前に始まったので、2人は、夏はひまわりを見て育ちました。毎年楽しみにしています。写真の年は、自宅の前の田んぼにひまわりの種をまいたので、とりわけきれいでしたよ」
迷路になっているひまわり畑もあり、観光客の皆さんには特に人気。子どもたちも迷路を楽しみにしています。でも、小さい頃から畑で遊んでいるから、迷わないかな?
七夕はキラキラの冷やし中華で
7月と言えば、七夕。子どもたちが喜んでくれる献立は? 定番がないだけに困ってしまうのではないでしょうか?
そんなときは、「キラキラの冷やし中華」がおすすめです。
「作り方はいたって簡単です。薄焼き卵やオクラを星に見立てて切って、きゅうりを縦にスライサーで切ったりして、トッピングを準備します。後は麺をゆでて、七夕風に盛りつけしていくだけ」
笹の葉はアスパラで表現。薄焼き卵とハムの短冊もぶら下がっています。涼しげでかわいい七夕の献立ができ上がりました。子どもたちの願いごとは何だったのでしょう?
自分たちで育てたすいかを「すいか割り」
七夕の食卓にもすいかが添えられていましたが、ゆう子さん家はすいかが大好き。
自宅ですいかを作っていて、5月に子どもたちが苗を植えましたが、山から下りてきた鹿に苗を食べられてしまいました。そこで、おじいちゃんが厳重な柵を作ってくれたおかげで、この年は大きなすいかが2つできました。
「すいかを収穫して、『おもい! おもい!』とビニールシートの上まで運んで、すいか割りに挑戦したけれど、意外に割れなくて、何度もチャレンジ。思い切って振りきったら割れました。『すいか割りって大変なんだ!』というのが2人の素直な感想でした」
2人で育てて、2人で割ったすいか、きっとおいしかったことでしょう。
娘の誕生日はお寿司に決まり!
「7月は娘の誕生日なんですが、娘はお寿司が大好きなので、誕生日のメニューはお寿司と決まっています。電池で動く回転寿司マシーンがあるんですが、これにお寿司をのせると盛り上がりますよ」
有名回転寿司チェーンの名前をもじって、「トシロー」に。トシローのプレートはゆう子さん作。回転寿司店の雰囲気がさらにアップします。
「誕生日だけでなく、普段の日もオープンしてほしいな」と、お寿司好きなほのかちゃんの声が聞こえてきそうです。
slow.life.works・敏森裕子(としもり ゆうこ)
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。
夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。
インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約11万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。
◎インスタグラム slow.life.works
写真:敏森裕子 構成:時政美由紀
時政 美由紀
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
敏森 裕子
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works