「マイペースな子ども」の時間管理 「時間が見える時計」で食事時間が半減 もう「早くしなさい」は言わない!

食事や宿題、ゲームなどの時間管理に使える便利アイテムをご紹介

垣内 千夏

小2の息子と年長の娘を育てる、エニママライターの垣内千夏です。

この記事では、時間の経過を視覚的に実感できる『時っ感タイマー』を購入し、マイペースな娘と使用してみた様子をレポートします。

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来年の春に小学校入学を控えた娘。

これまで大きな病気をすることなく、元気いっぱいに育ってくれていてありがたいのですが、何をするにもマイペースなのが唯一の悩みです。

マイペースな娘の食事時間

身支度やお片付けなど、さまざまなシーンで娘のマイペースさが発揮されているのですが、私が一番気になっているのが食事の時間です。

ごはんを食べないわけではありません。むしろお皿がピカピカになるほど、残さずキレイに食べてくれます。ですが、なんせ食べるのに時間がかかるんです……(朝ごはんだと、45分ほどかかります)。

現在8歳の息子は「よく嚙んで食べなさい」と声かけが必要なほど、食べるのが早いタイプです。食べるスピードは個人差があるため、比べてはいけないと思いつつも、比べずにはいられない……。

娘が早く食べ終われるようにと、おにぎりにしてみたり、パンにしてみたり、朝ごはんの工夫をしましたが、食べるスピードに変化はなし。

時間の感覚がまだない娘は「時計の長い針が6になるまでに食べ終わろうね」と伝えても、急ぐ様子はなし。

早食いをしてほしいわけではなく、早く食べるのがえらいわけでもない。とはいえ、時間は刻々と過ぎていくので、いつまでもごはんを食べさせているわけにもいかない……と、もどかしい気持ちを抱えつつ、結局は「早くしなさい!」と急かしてしまう日々を送っています。

幼稚園の登園時間は9時ごろと遅めなので、いまは問題ないのですが、来年からは小学生。登校時間が早いため、今のうちからリズムを整えないと……と少し焦りはじめていました。

『時っ感タイマー』とは

ママ友に相談したところ、教えてもらったのが、『時っ感タイマー』です。

『時っ感タイマー』とは、時間の経過とともに赤いフィルムの面積が減っていき、時計の経過を目で確かめられるアイテムです。設定した時間が経過すると、ピピピッと電子音で教えてくれます。

タイマーの色つきバージョンといった感じでしょうか。
単4電池2本。電子音の長さと音量のみ調節可能。

「これだ!」と思い、ママ友に教えてもらったその日のうちに、ネットショップで購入しました。

トキ・サポ 時っ感タイマー 10cm 色で時間の経過を実感[LV‐3062]

https://www.sonip.net/product/995

娘が20分で朝ごはんを完食!

早速、朝食時に『時っ感タイマー』を導入してみました。

娘には、「赤色がなくなるまでに、食べ終わろうね!」と簡単に説明しました。娘は目新しいアイテムに喜んでおり、やる気がみなぎっている様子(笑)。

普段、朝ごはんには45分ほどかかっているので、目標時間は30分に設定して食事をスタート。

娘は、タイマーを横目で確認しながら、いいペースで食べすすめ、なんと20分で「ごちそうさまでした!」が聞けました。これは新記録! 早速の効果に、感動すら覚えました。

「早くしなさい」を言わなくていい

『時っ感タイマー』のメリットは、マイペースな娘の食べるスピードが早くなること、私が「早くしなさい」と言わずにすむことです。

「早くしなさい」という言葉は、どうしてもマイナスな印象があり、できれば口にする回数を減らしたいと思っています。

ですが、理想と現実のギャップは大きいものですよね。「早くしなさい!」「急いで!」「いつまでかかるの?」というフレーズ、私は1日10回以上は口にしています。

それが、時間管理​を『時っ感タイマー』に任せることで、私が「早くしなさい!」と言う回数は確実に減りました。

時間内に食べ終われたことで「すごい!」「さすが!」と、ポジティブな声かけも自然とできて、娘も私も気持ちよく過ごすことができます。

夕食時も、タイマーをセット。

宿題やゲームの時間管理にも使える

『時っ感タイマー』は、食事だけでなく、宿題やゲームなどの時間管理にも使えます。

食べるスピードは早い息子ですが、宿題に関しては別問題。

丁寧に取り組むことはいいのですが、消しては書いて、消しては書いて……を繰り返すため、時間がかかります。宿題に1時間かける日もめずらしくありません。

そこで、『時っ感タイマー』の出番。目標時間を設定し、時間内に終わるように頑張っています。宿題が早く終われば、遊ぶ時間が増えることを身をもって体験した息子は、自らタイマーをセットするようになりました。

ゲームを長時間してしまうときや、テレビに夢中でなかなかお風呂に入ってくれないときなどにも活用しています。

ダイヤルを回すだけでセットできるので、子どもでも簡単に操作できます。

時間を体感するきっかけに

『時っ感タイマー』は、時間を体感するきっかけには、ぴったりなアイテムだと思います。

成長とともに自分で時間管理ができるようになるとは思いつつ、現状をなんとかしたいと悩んでいた私にとっては、救世主的アイテムでした。

時間管理の第一歩として、時間を見える化できる『時っ感タイマー』を取り入れてみてはいかがでしょうか。

お子さんによって、成長のペースや性格、得意なこと・不得意なことは異なるかと思います。ぜひ、無理のない範囲で時間管理に取り組むことをおすすめします。

※記事内写真はすべて撮影:垣内千夏

かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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