「神戸どうぶつ王国」は常連ママが超絶おすすめ! “子連れおでかけスポット“で柵なしの動物観察!

5歳のときにラクダライドに初挑戦した長男。
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小学5年生と2年生の男の子を育てるエニママライターの松永祐子です。夫の転勤で九州、中国地方に住んだのち、3年ほど前に地元神戸に帰ってきました。

ここ神戸で、何度も子どもたちと訪れている「神戸どうぶつ王国」。リピートしたくなる理由を、ママ目線で紹介します。

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みなさんの家の近くにはどんな動物園がありますか? 遠足や子どもとのおでかけ先に選ばれる動物園ですが、一般的にはおりやガラス越しの動物を見ることが多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する「神戸どうぶつ王国」には、動物が本来生息するアジアやアフリカの熱帯地域を再現したエリアがあり、珍しい動物や普段はおりの中にいるような動物が手の届くらいの至近距離に展示されているのが特徴です。

動物の息遣いが聞こえそうなくらい間近で動物を観察する……そんな五感を刺激される動物園なら、大人も子どもも、好奇心が満たされること間違いありません。

「動かない鳥」といわれるハシビロコウ。「アフリカの湿地」を再現したエリアでは「動く姿」をしばしば見ることができます!

神戸どうぶつ王国とは

神戸どうぶつ王国は、開園10周年を迎え、これまでに600万人以上が来場する「花と動物と人とのふれあい共生パーク」です。

神戸どうぶつ王国 公式サイト

ポートアイランドという人工島にあり、神戸空港からは電車でわずか5分、山陽新幹線の新神戸駅からも電車で20分程度と市街地に近い場所にあるため、県内からはもちろん、県外からのアクセスも抜群です。
(ポートライナーの最寄り駅「計算科学センター駅」から徒歩1分で入園口に到着できるのも嬉しいポイントです……!)

敷地の約3分の2が屋内にあり、寒い冬や雨の日の外出先としても重宝しています。夏の猛暑日でも「ここなら大丈夫!」とオールシーズンにわたり頼りになるおでかけ先です。

仕切りがないから動物を五感で感じられる

踏んでしまわないか心配になるほど近くで遊ぶワオキツネザル。

「神戸どうぶつ王国」には130種類以上の動物がおり、サルやリス、カピバラなど絵本やアニメでおなじみの動物を、ガラスやおり・柵を介さず、手が届くほど近い距離で観察することができます。

「さるのオズワルド(こぐま社)」という本が大好きだった長男は、自分の足元でちょこんと座るワオキツネザルを見つけたときは、とても嬉しそうでした。

まるでチップとデールの世界! と私はいつも大興奮。

「リスの森」では木々の合間に隠れて生活する小さなリスを探しながら歩きます。目を凝らすだけでなく、耳を澄ませると小さくカリカリ、カサカサ……と気になる音が。

そう、ガラス越しではないため、生活する音でリスを見つけることができるのです。森にはたくさんのリスがいて、休んでいるところ、走る姿、えさを食べる様子などさまざまなリスの生態が観察できます。

2匹のリスが食べものをとりあう姿を見たときは、まるで有名アニメの実写版を見ているようで、私は興奮したりほっこりしたり……。ここは神戸どうぶつ王国の中で、私が最も好きな場所のひとつです。

ウサギとふれあえるエリア。えさは安全のためにスプーンを使って与えます。

ウサギやモルモットにさわれる「ピョンタッチ」をはじめ、犬やネコなどの動物に「さわれる」場所もあります。このエリアに入る際は整理券が必要なため、指定された時間は混みあうことなく存分にえさやりとふれあいが楽しめます。

ペットを飼っていないわが家の子どもたちにとっては、動物との貴重なふれあいの時間。子どもは、いろいろなウサギとふれあううちに、それぞれの個性を発見したようで、最後にはお気に入りのウサギをじっくりとかわいがっていました。

両親の頭上にきたレッサーパンダ。柵がないので、よりリアルに観察できます。
ガラス越しですが、運がよければ大迫力のアムールトラとこんなに近くでご対面。
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