
「将来なりたいものは、いつまでに決めたら良いですか?」 中学生・高校生の悩み 図書館職員のスゴい回答とは?
小さな町の図書館の匿名掲示板で行われている中高生と図書館職員のやり取りが話題に!
2025.03.17

「最近すごく周りから省かれてる気がします」
「学校に嫌いな先生がいます」
「司書さんの給料はいくらですか」
北海道の東にある、小さな町・斜里町の図書館に設置された匿名掲示板。中高生が質問や悩みを投函すると、図書館職員の誰かが応えてくれる、この掲示板でのやり取りが新聞で紹介され、「ほっこりする」と大きな反響を呼んでいます。
中高生の図書館離れを食い止めるために始めたこの取り組み。学校でもSNSでもない、町の図書館の掲示板だからこそ、家族や友人には話しにくい悩みや疑問もさまざま寄せられます。
「人との上手い関わり方って?」「人って見た目ですか?」や冒頭の質問など中高生のリアルな悩みもあれば、「夢の中で遊びたい」「モテたいです」「好きな惣菜は何ですか」「地球が逆回転になることはありますか?」など、人に話すほどでもない雑談まで。
個性あふれる質問に対して、図書館職員が真剣に、時にゆるっと返すそのやり取りに、クスッと笑えたり、ほっこりしたり。
ここでは、そんな心温まるやり取りの一部をご紹介します。
この記事は『図書館のゆるゆる人生質問箱 中高生の悩み、質問、雑談に、図書館職員がお応えします!』(ワニブックス刊)から一部抜粋・再編集したものです。
北海道 斜里町図書館
北海道の東部・斜里町にある公立図書館。中学校の隣にあるのに、中高生の利用が伸びないことを打開すべく始めた、中高生限定の匿名掲示板「YAコミュ板」を設置したところ年々利用者数が増え、多数メディアに取り上げられるなど話題に。利用者に気持ちよく使ってもらうために、他にもさまざまな取り組みを行っている。
何か言うたびに文句をつけてくる人がいる

【図書館からの返信】
では、どこが違うのか聞いてみましょう。
その答えを聞けば、改善案なのか、単に否定をしたいのか、わかるはず。自分と意見が違う相手と会う機会は、大人になってもよくあります。
大切なのは、意見が違うことを「文句」だと決めつけず、相手の考えを聞いてみようという姿勢を持つことだと思います。
彼女が欲しい
