先輩パパママがすべて実証! 8割以上のパパママが悩む「イヤイヤ期」を乗り越える「裏ワザ」を大公開!

コクリコラボ

・とにかく共感、まずは子どもの思いを受け止める。そのうえで、子どもが答えられそうな選択肢を提案し、子ども自身に決めてもらう。それでもダメならしばらくそのままにしておいて、ころあいを見て声をかけてもう一度選択肢を提案……みたいなことをしていた。または、イヤイヤイヤ~って自分(親)が泣く。そうすると意外と子どもが冷静になったりした。

ふたつの方法を紹介してくれたこちらのママ。「共感してから選択肢を提案して選ばせる」ように丁寧に向き合う日もあれば、ママが「イヤイヤイヤ~!」と泣いてしまう日があってもいいんです。

・子育てアドバイスでよく「イヤイヤされたら、2つから選ばせなさい」とあるが、「どっちもがいい」か、「どっちも嫌」しか言われず、なんの参考にもならなかった。

こちらのママにも深く共感します。育児本や他人からのアドバイスはあくまで参考程度と割り切ることもときには必要ですね(本記事も含めて)。

・公園で「帰らない!」となったときは、「家でテレビ見よう!」と、次の場所での楽しみを伝えていた。

イヤイヤ期の子どもは、目先のことについ夢中になってしまいがち。未来の楽しみを見せてあげることで意外とすんなりいくことも。

・今日はイヤイヤされるぞ! と覚悟を決めて、遊びに出ていたように思います。そうすることで、イヤイヤが想定内なので、迫りくる予定に追われてイライラということは回避していたように思います。「そうだね、いやだね。わかるよ」と呪文のように答え、行動では嫌がることを遂行していたように思います。言葉と行動を真逆にするのです。ママの心身は乖離している状況です。

「ママの心身は乖離している状況です」という言葉に思わずうなずいてしまいます。イヤイヤされても日々やらせないといけないことはあるんですよね。

・長男が2~3歳ごろ、とにかく最初の1回目が勝負だと思っていました。スーパーでお菓子(消防自動車の荷台にチョコ)をねだられたとき、内心「来たな!!」と思いましたが、とにかく笑顔で穏やかに「買えないんだよ。おいしそうだよね……でも帰ろうか。嫌だ? でも買えないんだよ」をひたすらくりかえした。2時間は覚悟したが、結局20分で息子のほうから「帰ろうね」といわれた。それ以来、スーパーで「買って」と駄々をこねることはなかった。駄々をこねたら買ってもらえる、と思わせたらいけないと思います。

なんと2時間の持久戦も覚悟して挑んだママの体験談です。結果は20分で息子さんのほうが折れたとのことで、「最初が肝心」のマインドが功を奏した事例でした。

・進化途中なんだなぁ、動物的だなぁと、俯瞰的にみるようにすると楽かもです!

子どもを変えようとするのではなく、ママのマインドセットを変えるというハックです。俯瞰的にみるために、動画撮影をするという技を紹介してくれたママも複数名いました。

・子どもがイヤー! と叫んで床に転がっている様子をスマホで動画撮影する。(安全面に注意してから)あとで、自分の気持ちが落ち着いたときに見返すと、子どもの様子がかわいく見えるし、なんで嫌だったのかなぁと考えられるからおすすめ。

子どもが成長したとき、イヤイヤ期のいい記念にもなりますね。

・周りの目を気にすると気持ちが持たないので、泣き叫んだり暴れたりされてもあたふたしない。

買いものや病院などでイヤイヤされたときに焦る理由は、じつは周りの目。みんな通る道、あたふたせずにいきましょう!

・ワンオペでの買いものには連れていかないようにしていました。(中略)買いものに関しては、ネットで頼むという手もめちゃめちゃありだと思います!

環境的に難しいママもいると思いますが、ワンオペでの買いものを避けられれば気持ちの余裕が持てるかもしれません。

・ちょっとでも自分の時間を作る。

ママのひとり時間の大切さは、コクリコラボでも以前お伝えしたとおり。イライラする気持ちを少しでもしずめるため、イヤイヤ期のときこそ、周りを巻き込んでほっとできる時間を作りたいですね。

悩み中のママへ! 先輩ママからのエール

最後にイヤイヤ期に悩んでいるパパママに、先輩たちから寄せられたエールをお送りします。

・4歳半になったら別人かな? と思うほどお兄さんになったので「終わりはあるよ」と伝えたいです。

すべてのパパママが聞きたいだろう「終わりはある」という言葉。一方で、

・知り合いの方が「中学生でもイヤイヤしてるよ~」と話していて、ずっとそうなんだなぁといい意味で諦めがつきました(笑)なかなかこっちも参ってしまいますが、逃げるのもありです! まずは距離を置いてみて落ち着いてから接したりしています。

と「中学生になっても終わらない」という話も。

・現在7歳ですが、まだイヤイヤ期を乗り越えたと思っていません(笑)反抗期に切り替わってきているのかとも思いますが、いまだに地雷を踏むとどうしようもなくなりますし、つらい日もあります。その子の個性だと思うしかありません。そんなときは心を無にして、がんばりましょう!

今のイヤイヤ期が続くというよりは、反抗期など今後も同じような試練は訪れるということなのでしょう。距離を置いたり、ママの心を無にしたり……。子育てとはそういうことなのかもと、ある意味で気持ちがふっきれるエピソードでした。

・イヤと言われたら、いったん好きなこととか喜ぶことで気分を変えて、数分後にまた誘うと、スムーズにいくことが多かったです。最悪、YouTubeやお菓子で釣ることにしていました。当時は罪悪感もありましたが、それが永遠に続くわけじゃないので、ママも頑張りすぎずに便利なものに頼っていいと思います!

このように多くの先輩ママから「頼れるものは頼って」「がんばりすぎないで」というエールが数多く寄せられました。

渦中のママは、毎日のことなのでなるべく「ごほうび」には頼りたくないと考えてしまいますよね。とはいえ、実際には多くの先輩ママが動画やお菓子を使って乗り越えたようです。心強いエールとなるのではないでしょうか?

写真:maroke/イメージマート

イヤイヤ期の笑えるエピソードはある?

じつは今回「イヤイヤ期の笑えるエピソード」のアンケートも募集したのですが、ほとんど回答がありませんでした。ママを集めた座談会で直接お話を聞いたところ、笑い飛ばすのは難しいようで、イヤイヤ期の悩みは想像以上に深いことがわかりました。

本記事を通して、イヤイヤ期の子育て真っ最中のパパママの心が少しでも軽くなれば幸いです。読者のみなさんは、イヤイヤ期を乗り越えるのにとっておきの裏ワザを何かお持ちですか?

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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