「ひとり時間」 95%のママが欲しい! 先輩ママはこうして確保した

「ひとり時間」を確保するために努力・奮闘するママたちのアイデア一挙公開

写真:アフロ

今回は、ママたちに聞いた「ひとり時間を確保するためのアイデア」をみなさんにご紹介します。

前回記事でご紹介したアンケート結果からは、ひとり時間を持てずにイライラした経験を持つママは全体の約9割にのぼることや、たくさんのママがひとり時間を使って「寝たい」「休みたい」と考えており、切実な状況にあることが読み取れました。

そんな中、ママたちはどう工夫して時間を捻出しているのでしょうか。

1回目 ママの「ひとり時間」 約95%が必要と回答! 家族にもたらす「好影響」の理由とは
2回目 「寝たい」「ダラダラしたい」ママが「ひとり時間」で本当にやりたいことを本音で告白

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2024年3月26日~4月8日インターネット上で実施。有効回答数は122件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

ひとり時間を捻出するアイデア集

多かったのが、子どもが寝ている時間をひとり時間にあてる、というもの。

・朝3時に起きる。

・朝早起きして家事を終わらせ、子どもたちが学校や園へ行っている間にちょっと休憩する。


こちらは早起き派ママからの回答です。朝3時起床とはすごい……! 早起きした時間で、仕事や家事を片づけてしまうというママもいました。

・子どもの就寝後をひとり時間にしているので、早く寝かしつけています。子どもにとってもよい睡眠は大切なので。

・夜、子どもたちを寝室に追いやる(笑)。


子どもが夜寝た後の時間をひとり時間として確保している、というママの回答です。これは実践しているママも多いのでは? 「子どもたちを寝室に追いやる」というユーモア溢れる回答には、共感しつつもついクスリと笑ってしまいます。

座談会でも、早起きをしてひとり時間を捻出しているというママの話を聞くことができました。

ひとり時間を確保するために、早起きを最近がんばっています。ひとり時間が取れたときは、本を読んだり、ストレッチしたりと、自分自身のリフレッシュの時間に充てるようにしています。

でも、朝5時くらいに起きるようにしていたら、子どもたちも5時半とか6時くらいに起きるようになってしまって……(笑)。また、早く起きたらそのぶん、子どもたちと一緒に21時に寝てしまったりするので、うまく時間を使えているのかどうか……という感じではあります


1歳と年中の姉妹のママであるKさんは、このように話してくれました。一言で「早起きしてひとり時間を確保する」と言っても、子どもも早く起きるようになってしまったり、ママ自身が夜早く眠くなってしまったり……と、裏ではやっぱりいろいろあるのだとわかるリアルなエピソードです。

・普段は9~16時で仕事をし、お迎えに行きますが、ひとり時間が欲しいときは頑張って在宅ワークを早めに終わらせ、お迎えの前に少し自由時間を作っています。

・家事をなるべく早く終わらせる。


仕事や家事を早く終わらせて、あまった時間をひとり時間にあてている……という回答も。

・家事を増やさないように、ものを増やさない。

このように、家事を早く終わらせるために日々心がけていることをシェアしてくれたママもいました。

・ひとり時間を確保しやすくするために在宅勤務をしている。

・営業職のため仕事の合間にひとり時間を捻出してます。


ひとり時間を確保しやすい勤務形態や職種を選ぶ、という手もあるのですね。すこしハードルが高いかもしれませんが、これから仕事を探したり、転職を検討したりしているママには参考になりそうです。

・幼稚園に行っている間をひとり時間にあてる。できる家事は登園前にがんばって終わらせる!

・子どもたちが学校に行ったら、洗濯などの家事を早めに終わらせて、子どもたちが帰ってくるまでの時間の中で自分の自由時間をなるべく増やせるようにしています。


子どもが幼稚園や学校に行っている間にひとり時間をとる、というママも。

実際に幼稚園に通う年中の娘をもつTさんは、ご自身のひとり時間について

幼稚園に行くと『やった、ひとり時間だ!』と嬉しくなるのですが、10時に登園して14時に帰ってくるので、意外とあっという間だな、と感じます。

買いものや家事をしていると時間が過ぎてしまい、趣味や自分のやりたいことに時間を使う余裕はまだないかな、という状況です


と、実情を話してくれました。

子どもが幼稚園や小学校に行っている間、ママは物理的には一人になれますが、家事や仕事といったやるべきことはたくさんあります。それらをできるだけ早く終わらせることが、ひとり時間を確保できるかどうかのカギになるようですね。

・どうしても行き詰まったときは子どもを一時預かりの施設に預かってもらって、ひとり時間を満喫していました。

一時預かりをスポットで利用し、ひとり時間を確保していたというママからの回答です。預け慣れていないうちは母子分離に抵抗があるかもしれませんが、ぜひうまく活用して、たまにはひとり時間を楽しんでもらいたいなと思います。

・パパがいるときはお風呂や寝かしつけはお任せして、自分はゆっくり過ごしてます。

・土日のどちらかは、パパと半日ずつ交代でひとり時間を取るようにしている。


このように、パパと協力してひとり時間を捻出しているというママもたくさんいました。

「ひとり時間を作るためにパパに望むことはありますか?」というアンケートには、

・パパと子どもだけで遊びに行ってほしい。

・子どもの寝かしつけを代わるか、子どもを早く寝かせた後の夜の自由時間を作ることに協力してほしい。

・子どもに関心を持って宿題や勉強を見てほしい。


このような、パパへ「具体的にこうしてほしい」要望がたくさん集まりました。また、

・ひとり時間を作ることを、快く思ってほしい。

・美容院や資格の勉強など、予約が必要だったり目的が明確なもののひとり時間は確保させてもらえるが、目的のないひとり時間をもう少し作らせてもらいたいです。


ママがひとり時間を持つことの必要性について、もっと理解して欲しいという声も多数見られました。

・休日はときどきパパが子どもを連れて遊びに行ってくれているので、助かっている。

・ありません。積極的にひとり時間を作ってくれるので夫には感謝しています。


中には、パパに感謝するママからの回答もありました。

多くのママが、ひとり時間を確保するために工夫・努力している

今回のアンケート結果からは、ママたちが忙しい日々の中でなんとかひとり時間を捻出しようと工夫し、努力している様子が伝わってきました。

また、ひとり時間をじゅうぶんに確保するためにはパパの協力がカギになることも、「パパに望むこと」の内容から読み取れました。

1回目の記事「ママの「ひとり時間」 約95%が必要と回答! 家族にもたらす「好影響」の理由とは」でご紹介したような、ママがひとり時間を持つことによる好循環を、もっとパパに理解してもらえたらよいなぁと思いました。この機会に、ぜひご夫婦で読んでみていただけたらと思います。

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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