模造紙をぎゅっとねじってとじるだけ! 親子でカンタン「しめ縄」作り
『東京おもちゃ美術館』に教えてもらうおもちゃ作り 第9回 お正月に飾れるおもちゃ
2021.12.28
おもちゃコンサルタント:貝原 亜理沙
「東京おもちゃ美術館」のおもちゃコンサルタント・貝原亜理沙さんに、身近な材料で簡単に作れるおもちゃを教えていただきました。
第9回は、お正月に飾りたいおもちゃ作り。梱包に使う緩衝材・模造紙を使って作る「しめ縄」と、膨らませて貼るだけの簡単「風船だるま」をご紹介します。
ねじって止めるだけ! 紙の「しめ縄」作り
【用意するもの】
・梱包に使う緩衝材の模造紙(70cm✕70cm程度)※大きめの紙であればOK
・金、赤、白の折り紙 各1枚
・針金
・タコ糸
・マジックペン
・はさみ
・目打ち
【作り方】
①模造紙を2つに折り、端の方からぞうきんを絞るようにぎゅっとねじる。
②模造紙の端をクロスさせ、中央を針金でとめる。
【針金を使うときは、子どもから目を離さないでください。小さなお子さまの場合は、大人がやってください】
③金色の折り紙を蛇腹に折る。
④③を中央から折り、針金をつけておく。
【針金を使うときは、子どもから目を離さないでください。小さなお子さまの場合は、大人がやってください】
【ポイント】
蛇腹にした折り紙を半分に折り、折った部分をのりで貼っておくとキレイに仕上がります。
⑤赤と白の折り紙をで小さな正方形を作り、重ねて貼って装飾品を作る。
【ポイント】
一般的にはしめ縄には「賀正」、「迎春」といった言葉が使われますが、手作りのお飾りなので、好きな文字でOK。今回は、「正月」と書きました。
⑥⑤に目打ちで穴開け、穴に針金を通しておく。
【目打ちや針金を使うときは、子どもから目を離さないでください。小さなお子さまの場合は、大人がやってください】
⑦じゃばらの折り紙と、文字を書いた装飾品を、②の針金の部分に重ねるように付ける。最後に吊るせるように、タコ糸で輪を作り付ける。
【針金を使うときは、子どもから目を離さないでください。小さなお子さまの場合は、大人がやってください】
【完成!】
ネット通販を利用することが増えた今、緩衝材用の模造紙は身近なおもちゃの材料に。
お子さんのいる家庭では、こうした廃材も立派な材料になります。
まだ字が書けない小さなお子さんがいるご家庭では、装飾品部分に好きなイラストを描いてもらうと、かわいいしめ縄に仕上がりますよ。