「ごめん母さん、俺クズだった…」反抗していた我が子が高校合格! 子どものマインドを激変させた驚きのメソッド

須合メソッドが詰まった「夢実現マップ」作りを紹介!【自分で考えて行動できる子になる子育て #4】

「親子間の対話」「ゴール」「計画性」「積み重ね」は4つの力につながっている

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「夢実現マップ」には、「親子間の対話」「ゴール」「計画性」「積み重ね」という要素がちりばめられています。これらは実は、子どもの自律的な行動姿勢のベースともなる4つの力ともつながっています。

夢実現マップに散りばめられている4つの力

・親子間の対話

1年に1回の振り返りでできたことに注目し、褒めることで「自分を愛する力」と「共感力」が育まれる。

・ゴールと計画性
マップ自体が自分の考えを整理する機会に。また、修正や変更など、成し遂げるまでの道筋を考えることが「思考力」につながる。

・積み重ね
過去の自分をライバルとし、常にそれを乗り越えて社会に貢献する自分を築くための「行動力」となる。

あるお子さんの自作マップ。夢実現マップの作り方に特に決まりはなく、家庭ごとに目標がわかりやすくなっていればOK。 提供:STUDY HOUSE(Facebookより)

「『夢実現マップ』は、我が家の子育て方針発表にも利用できます。たとえば、人を傷つけない、噓をつかない、ありがとうを1日3回いうみたいなことを共有できます。

家族全員で同じ絵を描いていると親も子どももブレずに日々を過ごしていくことができます。また明確な設定があると、子どもは何をするべきかはっきりとわかり、自分で考えて次の行動がとれるようになります」(須合先生)

子どもが自発的な行動がとれないのは、明確な目標や設定がわからないからという側面があります。そのため、それらを見える化することが自律性を育みます。

また、『夢実現マップ』は、振り返りをする際に家族で音のない空間で会話をし、子どもと向き合うこともポイントです。

我が子の言葉をしっかりと聞き、表情も見てあげてください。親御さんとのそういった落ち着いた関係が子どもとの間にいいコミュニケーション習慣を築き、4つの力をさらに高めていきます」(須合先生)

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