「ごめん母さん、俺クズだった…」反抗していた我が子が高校合格! 子どものマインドを激変させた驚きのメソッド

須合メソッドが詰まった「夢実現マップ」作りを紹介!【自分で考えて行動できる子になる子育て #4】

ルーティンと自律性の深い関係

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自分で考えて、行動できる子の子育てには、習慣というキーワードがあります。親側の《意識、言葉、行動》を変えることも、4つの力を育む方法も、それを自分や子どもに染み込ませることがコツです。

「型があることは、子どもにメリットをもたらします。たとえば、今まで思いつきでやりたいことを優先していた子どもも、ルーティンがあることで自分のやるべきことがはっきりします

それは鉛筆や消しゴムを定位置に置くといったことから、○○という算数言葉が出てきたら比例式を使うといったことまで、幅広く応用されていきます。『夢実現マップ』も、年に一度の振り返りが含まれているルーティンです」(須合先生)

先生曰く、ペンの持ち方も型であり、正しい持ち方をすると線がキレイに引けたり、文字を正しく美しく書く秘けつになるそう。

「須合家には、小中学校の国語の教員で、校長先生もやっていたじーちゃんからみっちりと仕込まれたルールがあります。

時間を守るとか、靴を脱いだらかかとをそろえて置くといったことまでさまざまなことがありますが、それを積み上げていくことが主体的な行動を生み出します」(須合先生)

型があると、子どもはそれに沿って自分のやるべきことをどんどん行っていきます。 写真:アフロ

子育ては急いではダメ!

「ここまで子どもの自律性を高めるコツをお話ししてきましたが、それらが定着するまでには時間がかかることを忘れないでください。

入塾する親御さんの中にも数ヵ月で子どもが自律すると思っている方がいますが、子どもの成長に焦りは禁物です。

思考力を高めるコツでもお話ししたように(#3を読む)、子どもという一本の木を育てていると思って、じっくりと子どもに付き合ってください。

お子さんが今現在、低学年だった場合、6年生の秋ぐらいまでに自律性が高まればいいという具合に気長に取り組むことが大切です。逆に、子どもが必死になるまで待ってあげられなければ、親子で挫折してしまうでしょう。

親がブレずに子どもと向き合うためにも、『夢実現マップ』を用いて、毎年、できたこととできなかったこと、その後の1年をどのように過ごすかを子どもと一緒に確認することをおすすめします」(須合先生)

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