「どしゃ降り」を英語で言うと? 動物が出てくる英語表現【学校でも塾でも習わない ワザあり英語】

「英語でなんて言うの?」 知ってて差がつく“通訳者ママ”の「最新」英語表現 【連載】第34回 (2/2) 1ページ目に戻る

通訳者・翻訳家:神本 亜紀

It's raining cats and dogs.

〈It's raining cats and dogs.〉は、直訳すると「猫と犬が降っている」ですが、意味は「どしゃ降り」です。一説によると、猫と犬が激しくいがみ合うイメージが激しい雨と結びついて、この表現になったといわれています。

日本語に「捕らぬ狸の皮算用」と動物を使った慣用句があるように、英語にも動物を使った表現はいろいろあります。

動物が使われている英語表現

① Don't count your chickens before they hatch.
直訳は「卵がかえる前にヒナの数を数えるな」。つまり、日本語でいう「捕らぬ狸の皮算用」です。

② A snake in the grass
直訳は「草むらにいるヘビ」。ヘビが草の中に身を潜めているという様子から、隠れて悪事を企てる人、裏切り者や油断のならない人を指します。

③ A bear market / A bull market
熊と雄牛が使われている株式市場にまつわる言葉です。A bear marketは下げ相場、A bull marketは上げ相場を指します。どちらも攻撃方法が由来といわれており、熊は爪を振り下げて攻撃をすることから、雄牛は角を下から上に突き上げることから転じたとされています。

④ The elephant in the room
直訳は「部屋の中の象」ですが、誰もが部屋の中に象がいることに気づいているのに、見て見ぬ振りをすることから、タブーな話題を意味します。使い方例は、〈His drinking problem is the elephant in the room.(彼の飲酒問題は、誰もが口にしないタブーな話題だ)〉。

このほかにも動物が使われている言葉は実はたくさんあります。調べて使ってみるといいでしょう。

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ペットにまつわる英語

犬や猫を飼う方が増えていますが、ペット周辺の英語も覚えておきましょう。

ペットにまつわる英語

① 首輪→ collar
② リード→ leash(読み方は「リーシュ」)
③ トイレ→ litter box(猫のトイレ)/ pee pad(犬のトイレシート)
④ トリミング→ grooming
⑤ 獣医→ vet(読み方は「ヴェット」)、正式にはveterinarian(読み方は「ヴェテリネリアン」)

日本で使っている言葉とは違う単語が使われていたり、猫と犬では表現が違うこともあります。

また、獣医は幼い子どもにanimal doctorと言うこともありますが、米国の子ども番組でもveterinarianと言葉が紹介されるので、園児くらいになると「将来はveterinarianになりたい」と正式な単語を使ったりします。veterinarianは難しく思える単語ですが、この機会に覚えておきましょう。

さらに、動物病院も子どもとの会話で使うanimal hospitalよりも、veterinary clinic /hospital(読み方は「ヴェテリナリー」)を覚えておくことをおすすめします。

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かつては“英語音痴”……第2子出産後の30歳から英語を学び直し、今は通訳者・翻訳家として活躍する神本亜紀(かんもと あき)さんの「英語勉強法」を解説した記事は⬇︎下のバナーからどうぞ!

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かんもと あき

神本 亜紀

通訳者・翻訳家

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/