![おむすびが出てくるなじみ深い昔話『おむすびころりん』読み聞かせのコツ](https://d34gglw95p9zsk.cloudfront.net/articles/images/000/017/269/large/4e5098a7-3ecf-410b-a901-618526b3c9ec.jpg?1662529619)
キャラバンカーに本をたくさん積んで、全国47都道府県におはなしを届ける「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」。
幼稚園や保育所、小学校や図書館、書店など様々な訪問先で、おはなし会を重ねてきたおはなし隊の隊長さんが、子どもたちに人気の絵本の読み聞かせのコツをお教えします!![]()
「……ござる」というタローの話し方、お父さんが子どもたちに読んであげても効果的ですよ! お父さん、是非挑戦してみてください。
ページをめくると、あらわれた、迫力のあるタローの姿! ここはあやしさが際立つようなトーンで特徴的な、おでこの傷が強調されるように読んでみましょう。
次はページをさっとめくって、大きな声で「くせもの!」と読みだします。おでこのあやしいもようが手裏剣だったことが判明します。驚いたように読んでみましょう。
けんた君の家は、まるで忍者屋敷のようです。指で、様々な仕掛けをしめしながら、ていねいに読みます。それにしても、たくさんの仕掛けがありますね。けんた君とタローの冒険は、ドキドキハラハラの連続です。
忍者の術がまだうまくできないタローですが、ふっきれたように「にんぽう ぶんしんの じゅつぅぅぅ」と叫びます。ここは、勢いよく大きな声で読みます。
巻物を開くとあらわれたのは! 巻物の文字をゆっくりと大きな声で力強く読みます。一気に物語が完結に向かいます。
エピローグ。タローの決心が爽快な気分にさせてくれますね。これで、「めでたしめでたし」でござる。
●今回読んだ本
著・作:渡辺陽子 講談社
●プラス1冊
『おにぎりにんじゃ』
作:北村裕花 講談社
![](https://d34gglw95p9zsk.cloudfront.net/articles/images/000/014/447/medium/6e701819-b7c5-43a5-b268-f8351e5eebe1.jpg?1697614596)
本とあそぼう 全国訪問おはなし隊
たくさんの絵本を積んだ2台のキャラバンカーで各都道府県を巡回し、幼稚園、保育所、小学校や図書館、書店などを訪問している、「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」。1999年7月に、講談社90周年記念事業として、スタートしました。 2007年には第55回菊池寛賞、2018年には、メセナ大賞にも選ばれました。 スタートして以来、通算2万2000回以上の訪問、190万人を超える参加者のみなさん、ありがとうございます。次はあなたの町でお会いできるかもしれませんね! https://ohanashitai.kodansha.co.jp/ X(旧Twitter):@ohanashitai55 Instagram:@kodanshaohanashitai
たくさんの絵本を積んだ2台のキャラバンカーで各都道府県を巡回し、幼稚園、保育所、小学校や図書館、書店などを訪問している、「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」。1999年7月に、講談社90周年記念事業として、スタートしました。 2007年には第55回菊池寛賞、2018年には、メセナ大賞にも選ばれました。 スタートして以来、通算2万2000回以上の訪問、190万人を超える参加者のみなさん、ありがとうございます。次はあなたの町でお会いできるかもしれませんね! https://ohanashitai.kodansha.co.jp/ X(旧Twitter):@ohanashitai55 Instagram:@kodanshaohanashitai
渡辺 陽子
第41回講談社絵本新人賞を受賞。はじめての作品となる『にんじゃいぬタロー』を刊行。神奈川県在住。
第41回講談社絵本新人賞を受賞。はじめての作品となる『にんじゃいぬタロー』を刊行。神奈川県在住。