2022.03.29

ブックマーク

「子どものならいごと=ママの仕事」を卒業して夫婦のすれ違いを解消!

丸投げするなら口を出さないで! ママのイラッとポイントに共感

「子どものならいごと」というと、ほとんどの家庭では、ならいごと選びから体験レッスンの予約、習い始めてからの送迎や先生とのやりとり、子どものフォローに至るまでをママが主に担当しているのではないでしょうか。

コクリコラボのアンケートでも、今までのテーマと比べて特にパパの影が薄い印象があるのが「ならいごと」についてでした。そこで「ならいごと」についてママとパパの間ですれ違いがあるのではないかと仮説を立て、実際にママたちにその実態を聞いてみました。

「子どものならいごと」についてのアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2021年12月24日〜2022年1月7日
インターネット上で実施。有効回答数は104件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

「ならいごと」で夫婦間での意見のすれ違いを経験したママは3割

「子どものならいごと」についてのアンケートより

「お子さまのならいごとについて夫婦間で意見や価値観のすれ違いを経験されたことはありますか」という質問には、約7割が「ない」、約3割が「ある」と回答しました。

結果だけを見ると意外と少ないなという印象でしたが、これにはある理由があったのです。それはそもそも「ならいごと」に関することは、すべてママに丸投げという家庭が多いから。

ならいごとについてはママがひとりで抱え込んで奮闘していて、夫婦での意見のすれ違いが発生する以前の問題だというわけです。

子どもの「ならいごと」をめぐる夫婦の価値観のすれ違いエピソード

実際にママを集めた座談会でも、最初は「あまりすれ違いはない」と言っていたママたち。しかし話が盛り上がるにつれて、次々とパパに対する「イラッとエピソード」が飛び出してきました。

まずはアンケートの自由記述欄から「ならいごとをめぐる夫婦の価値観のすれ違い」についてご紹介しましょう。

・夫は送迎の負担については理解がないようです。送迎は私が担当するのですが、電車を乗り継がなければ通えない場所の習い事を提案されたときは、こちらの負担も考えて欲しいと感じました

・「野球をやらせたい」とは聞いていたが、相談もなしにスポーツ少年団のコーチと夫で勝手に話を進めて、夫が休みの日に練習に参加することになっていた。「夫が休みの日のみ」と言っていたのに「仕事で行けないから連れて行ってほしい」と言われた


コクリコラボの調査では「7割のママが大変」と回答している送迎の問題。

「送迎」とひとことで言っても、着替えや持ち物の準備をさせ、車や電車の移動中も飽きないように工夫をし、機嫌のよさをなんとかキープしたまま先生に引き渡す。下の子がいれば、待ち時間に本を読んだり、公園に連れて行ったり、お菓子をあげたりして時間をつぶす。家に帰るまでは、ならいごとで疲れて眠い子どもを何とか歩かせたり、おなかすいた攻撃をかわしたり……。

ただ「送って」「迎える」だけではない、いわゆる「見えない家事」的なタスクが大量にありますよね。ここにパパの理解がないことで、すれ違いが起きているようです。

またお金についての価値観の違いも、夫婦間では多いようです。

・下の子がやりたいといっても金銭的に無理だと一蹴されて話にならない

・費用を重視する夫、教育を重視する私。いつも意見を調整するのに一苦労です

・辞めさせるときに、まだ様子を見たいという私と、無駄なお金は使わない!本人にやる気がないならすぐ辞めさせる!という主人と意見がすれ違いました

・一つ目の習い事については英才教育のような感じのところなので相場よりも月謝が高く、夫が、お金をかけ過ぎと若干文句を言う時があるが、私が将来に役立つと説得して続いている

いつも送迎で先生から直接内容を聞いているママとは違って、中身がわからないパパにとっては「高い!」と感じることが多いのかもしれません。

金銭面について、話し合って意見の調整ができればよいのですが、それも面倒とか揉めたくないというママは自分でお金を出すことで割り切る方も。

・夫が、子どもの習い事にお金を出したくなさそうだったので、私がお金を出している

・あまり興味がないようで、相談してもふーんという感じ。費用も母親の稼ぎから出しており、もっと参加したり、学習計画を考えてたりしてほしい

・習い事は夫にもみてもらうようにしています。またお金は全て私が払っているので、特にぶつかることはないです

座談会では、パパのこんなところにイラッとする! という話で盛り上がりました。

・普段はならいごとにタッチしておらず、進捗や内容を分かっていないのに「宿題やったの? 」などと言ってくるのがイラッとする

・送迎や見学などならいごと周りはすべてママ任せ。たまに子どもがならいごとに行きたくないといっていると、「やる気がないなら休めば」など口出しをしてくる。何も知らないのに口出ししないで、とイライラする

・ならいごとはママまかせ。子どもがやめたいと言うとすぐに「じゃあやめれば」と言う。パパに話しても改善しないので、「パパはこういう気持ちで言ったんだよ」と子どもの方にママからフォローを入れなければならない

おわかりのとおり、「知らないのに口出ししないでよ! 」というのがママのイラッとポイントです。

ただパパの言い分もあるようで……。

・語学関連のならいごとを土曜日にやっているが、パパと子どもの時間がなくなると不満顔。ホームステイにお金がかかるという話をしたときにも、それなら家族旅行に使いたいと言われた。毎週一緒に行っていないパパには分からない

子どもの成長はあっという間。普段一緒に過ごす時間が少ない分、パパの休みの日にはパパや家族と過ごす時間にしてほしいという気持ちがあるのかもしれませんね。次に機会があったらパパへのアンケートも実施してみたいと思いました。

「子どものならいごと=ママの仕事」は卒業しよう

ママたちの話を聞いていてわかってきたのは、ママとパパのお互いの理解不足です。

送迎やならいごとの内容の理解がほとんどママに丸投げされ、負担はどんどん増えていきます。そこに何も知らずに、たまに口出ししたり、子どもを甘やかしたりするパパが登場し、ママがイラっとする。そんな図式が見えてきました。

パパはママに丸投げせず「子どものならいごと」をもっと理解しましょう。たくさんの「見えない家事」がそこにはあること、その月謝には理由があることを知ってください。

ママはパパにもっと情報を共有しましょう。送迎は大変だけれど、その分身近でならいごとでの成長を見られたり、話を聞けたりするのもママ。いろいろな話を共有しなければ、結局ママが抱えることになって、イライラ・もやもやは溜まる一方です。

直接話す時間がなければ、SNSでもいいので、パパにどんどんならいごとの情報を共有して巻き込むことから始めてみませんか。なんとなく定着している「子どものならいごと=ママの仕事」は卒業する時期なのではないでしょうか。

こくりこらぼ

コクリコラボ

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