「おばあちゃんがお菓子ばかり与える」子育てのお悩みを現役保育士てぃ先生が解決!

フォロワー80万人超えのカリスマ保育士てぃ先生の‟目からうろこ”の育児アイディア #26

保育士:てぃ先生

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てぃ先生の目からうろこの育児アイディア

YouTubeチャンネル登録者数80万人超えのカリスマ保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決! 

テレビ出演でも話題のてぃ先生は、現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアにあふれていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!

まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!

お悩み「おばあちゃんが子どもにお菓子を買ってくるので困っています」(2歳女児)

「おばあちゃんが菓子パンやお菓子を買ってくるので、子どもがご飯よりもそちらを食べたがります。『ご飯食べないとあげない』と言ってもダメで、困っています。」(2歳10ヵ月女児)
かわいい孫を喜ばせたい

子どもの舌は、甘みを感じやすくなっている

うーん、なるほど。親御さんはちゃんとご飯を食べてほしいから菓子パンはあげたくない。でも、おばあちゃんが買ってきてしまって、そうすると子どもが欲しがってしまう、ということですね。

子どもは舌の構造上、甘みを感じやすくなっているそうなので、甘い食べものをより好む傾向がみられます。個人の嗜好だけではなく、人体の構造的にそうなってしまっているという部分もあり、お子さんに「菓子パンよりもご飯を食べてね」といっても受け入れてもらうのは難しいと思います。

おばあちゃんとお子さんが会う頻度にもよるかもしれませんが、もしたまにしか会わないのならば、お孫さんを喜ばしたいというおばあちゃんの思いを汲んで、菓子パンを食べる日があってもいいのかもしれません。もし同居などしていて、毎日親御さんが「本当に買ってきてほしくない」「やめてほしい」と思っているのであれば、おばあちゃんと話し合ったほうがいいと思います。

アドバイス①「与える頻度を考える」

おばあちゃんとお子さんが会う頻度にもよるかもしれませんが、もしたまにしか会わないのならば、お孫さんを喜ばしたいというおばあちゃんの思いを汲んで、菓子パンを食べる日があってもいいのかもしれません。

もし同居などしていて、頻繁にあたえてしまって、親御さんが「本当に買ってきてほしくない」「やめてほしい」と思っているのであれば、おばあちゃんと話し合ったほうがいいと思います。
話し合いの場を設けて

アドバイス②「本気の姿勢を理解してもらう」

おばあちゃんはお孫さんがただただかわいい。それだけで行動してるのでしょうから、その場でさらっと冗談っぽく「菓子パンやお菓子はダメだよ」といってもなかなか理解してもらえないと思います。

きちんと話し合いの場を作り、なぜ菓子パンやお菓子を与えるのをやめてほしいか、どれだけ本気でそう思っているかという親御さんの姿勢を示さないと、たとえ自分たちの親でも伝わらないことなのだと思います。

これに限らず、三世代家族ではおじいちゃんおばあちゃんと親御さんたちとで、どうしても価値観の違いがでてくることがあります。そのときは親御さんの思い、考えをおじいちゃんおばあちゃんにきちんと伝えて、理解してもらうことが大切なのではないかと思います。
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撮影/嶋田礼奈 取材・文/久世恵美
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てぃせんせい

てぃ先生

保育士

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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