音楽クリエイター北川悠仁さん&つんく♂さんにスペシャルインタビュー

「いないいないばあっ!」25周年記念企画 音楽クリエイタースペシャルインタビュー!②

げんき編集部

25周年記念企画 音楽クリエイタースペシャルインタビュー!(北川悠仁さん&つんく♂さん)

2021年4月に25周年を迎えたテレビ番組「いないいないばあっ!」のスペシャル記念企画第3弾は、
みんなが大好きな「いないいないばあっ!」の歌を作る音楽クリエイターをご紹介!

たくさんのクリエイターさんの中から、7人の方への25周年スペシャルインタビュー!

今回は北川悠仁さん&つんく♂さん

♩ゆらゆら

ー Question ー

①「いないいないばあっ!」の曲作りで特に意識していることはありますか?
②「いないいないばあっ!」の曲作りで楽しいこと、大変なことはありますか?
③大人向けの曲と小さい子向けの曲、作り方に違いはあるのでしょうか?
④読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

北川悠仁(きたがわ ゆうじん)さん

Profile
北川悠仁(きたがわ ゆうじん)さん
神奈川県出身。ミュージシャン、シンガーソングライター。音楽デュオ「ゆず」のメンバー。

♩ゆらゆら じゃんじゃん!ジャンプ!!ほか

①「いないいないばあっ!」の曲作りで特に意識していることはありますか?
子どもたちが、気づいたら口ずさんでしまうようなメロディを目指しています。その曲を聴くことで優しい気持ちになったり、楽しい前向きな気持ちになれたりするような言葉選びも意識しています。​

②「いないいないばあっ!」の曲作りで楽しいこと、大変なことはありますか?
【楽しいこと】ラッキィ池田さんの振り付けが入って、番組出演者のみなさんが披露するパフォーマンスを見たときは、いつも感動します。
【大変なこと】対象年齢の子どもたちが理解できるボキャブラリーの中で楽曲を作っていくこと。また、何曲か提供させていただいているので、その差別化も難しかったりします。

♩じゃんじゃん!ジャンプ!!

③大人向けの曲と小さい子向けの曲、作り方に違いはあるのでしょうか?
わかりやすさや明るさ、キャッチーさみたいなことは特に大切にしています。ただ、大人向けも子ども向けも、「気づいたら口ずさんでいるようなメロディ」を生み出そうとしている点では、共通していると思います。

④読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
25年もの間、子どもたちを日々楽しくさせているこの番組は、本当に素晴らしいと思います。ワンワンは、どれだけ日本中の子どもたちを元気にし続けてきたんだろう。歴代の女の子たちの成長を見ていく過程も、とても感動します。これからも、たくさんの子どもたちに元気を送り続けてください。

つんく♂さん

Profile
つんく♂さん
大阪府出身。音楽家、総合エンターテインメントプロデューサー。1988年「シャ乱Q」を結成。1992年にメジャーデビューし4曲のミリオンセラーを記録。その後、日本を代表するボーカルユニット「モーニング娘。」のプロデュースをはじめ数々のアーティストのプロデュースや楽曲提供、サウンドプロデュースを手がける。昨年初めてプロデュースした絵本『ねぇ、ママ?僕のお願い!』を発表。

♩パッパ らっぱ ♩にじいろリボン ほか

①「いないいないばあっ!」の曲作りで特に意識していることはありますか?
子どもの音楽を作るんだ! という気持ちを持たないようにしています。それはモーニング娘。やそれ以外のどんな音楽作りにおいても、歌手やそのユーザー(ファン)に寄せないようにしています。特に子ども番組で使う子どもの音楽だと考えて、「子どもってこんな感じのサウンドが好きだよね」といった考えで作ると、かえって子どもは興味を持ちません。自分が子どものときもそうだったけど、子どもほどつねに刺激を求めているので、大人が興奮するようなしっかりとした刺激を曲に盛り込むようにしています。

②「いないいないばあっ!」の曲作りで楽しいこと、大変なことはありますか?
世間の事情や作家ブランド等関係なく、楽しいときは楽しい、踊りたいときは踊るというシンプルな反応を子どもは見せてくれます。曲が始まったとき、子どもたちが理屈なしで盛り上がってくれてる姿、集中してる姿を見ると本当に嬉しく思います。子どもさんだけでなく、お母さんやお父さん、おばあちゃんやおじいちゃんまで含めて「あの曲好きです」「あの曲で盛り上がります」などの反応をいただくと「ああ、よかったな」と思います。
大変なことは、自分がつねにフラットな感覚でいられるかという点や、わざとらしくならないよう、演出が過剰になってないかなど、欲張りな自分をどう抑えるか、毎回毎回自分が試されてるような気分でチャレンジさせてもらってます。

♩パッパ らっぱ

③大人向けの曲と小さい子向けの曲、作り方に違いはあるのでしょうか?
歌詞などの言葉のチョイスは多少、年齢を意識しますが、大人の曲だからといって難しい言葉を使うことも、ポピュラー音楽に関してはないです。なので、僕は大人向けや子ども向けというのを意識しません。シングルCDかそうでないかで曲の作り方を変えることはあります。「いないいないばあっ!」での作品作りはシングルCDを作るものではないので、かえってすべてが自由です。

④読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
いつも楽しんでいただき、長らく応援いただき、とても嬉しく思っています。一番「いやいや」になる時期が「いないいないばあっ!」世代じゃないかなぁって自分も子育てをしてそう感じます。その「いやいや期」に「いないいないばあっ!」の音楽がどれほど助けとなったことか……。あのときの感謝の意味を込めて、全曲魂を込めて作ってきました。街ゆくママさんから「ご飯作りのときに『いないいないばあっ!』の曲でずいぶん助かってます」みたいな話を聞くと「ああ、よかった」って思います。これからもチャンスがあればつねにフレッシュ100%な気分で、子どもが(ということは一緒にママやパパも)日に100回聴いても飽きないような、刺激的な曲を作っていきたいと思っています。これからも番組を、楽曲の応援をよろしくお願いします!
取材・文/久世恵美


※この記事は「いない いない ばあっ!」2021年秋号を再構成したものです。

「いない いない ばあっ!」の最新号はこちら!

「いない いない ばあっ! 2021年冬号」
発売日: 2021/12/15
特別定価: 1200円(税込) 本体 1091円(税別)

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...