【ウルトラマンアーク】お金が大好き! インターネット・カネゴン登場!
TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンアーク』第8話「インターネット・カネゴン」の極秘情報を大公開!
2024.08.31
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『ウルトラマンアーク』の舞台となるのは、日本のとある町、星元市。
星元市のはずれにある獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。
「モノホーン」と名付けられたその巨大な物体は、16年前に世界各地で怪獣が同時に出現した「K‐DAY」と呼ばれる事件で出現した宇宙獣・モノゲロスのツノなのだ。
その事件以降、世界各地で怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が怪獣への対処を行うこととなる。
地球防衛隊とは別管轄の国立研究開発法人である怪獣防災科学調査所、通称「SKIP(Scientific Kaiju Investigation and Prevention center/スキップ)」では、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っていた。
16年前に、獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった飛世(ひぜ)ユウマは、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究に興味をもち、人々を守る仕事をしたいと心に決める。
つらい過去を持ちながら、夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは、新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属されることとなる。
だがそんな矢先、16年前のモノゲロスによく似た怪獣ディゲロスが出現。絶体絶命の人たちを「守りたい!」とユウマは立ちはだかる。
その強いまっすぐな想いが心の底から湧き出した瞬間、神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人をひとつに結び合わせ、ウルトラマンアークへと変身!
大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める!
星元市が物価上昇で危機に!
SKIP星元市分所でも、ユウマたちが節電や節水などにはげんでいた。
だが、どんなにがんばっても、食費や携帯電話代など、節約だけではどうにもならないものがある。
そこで石堂シュウが、星元市のデジタル地域通貨「ホシペイ」で、かしこくお金をためてみてはどうかと提案する。
「ホシペイ」のアプリにはSNSがあり、そこで動画配信をすればお金をかせげるのだという。
動画配信には、「投げ銭」というシステムがあり、視聴者が動画を気に入れば、好きな額のホシペイを動画配信者に送れるのだ。
そこで、動画配信の参考にしようと「ホシペイ」のトップ配信者を調べてみると、なんと、人間ではなく怪獣であることがわかったのだ!
情報空間に住む怪獣
V(ヴァーチャル)怪獣 インターネット・カネゴン
身長:測定不能
体重:測定不能
じつは、このカネゴンは実体のある怪獣ではなく、株式会社「ホシペイ」のCEO(最高経営責任者)の銅金(どうがね)カナオが、アプリ内に作った、自立型AIだった。
だが、カナオによると、カネゴンには重大な問題があるという。
カネゴンの活動を制御することができなくなっていて、一種の暴走状態にあるのだ。
さらに問題なのは、カネゴンはお金の使い方を知らず、「ホシペイ」を貯める一方なので、デジタル通貨がカネゴンだけに集中しているのだ。
星元市の物価上昇や物不足は、そのことが原因だったのだ!
カネゴン捕獲作戦!
カネゴンは動画配信のために星元市のどこかに移動するのだが、その際にかならず経由するサーバー(コンピューター)がある。
それが、星元市の上空を飛ぶ飛行船型のデータセンターだ。
しかし、おなかが減りはじめたカネゴンは、サーバー内であばれはじめてしまう。
システム障害が起こり、飛行船が急激に高度を下げはじめる。
危険を感じたユウマは、ウルトラマンアークへと変身し墜落する飛行船を支えるが、情報空間から手を伸ばしたカネゴンによって、情報空間内に取りこまれてしまったのだ!
アークの肉体は情報データに置き換えられ、情報空間でその姿を現す。
カネゴンは、攻撃ともいえないような、不思議な攻撃をアークにぶつけてくる。
ふたりの、へんてこりんな戦いがはじまった!
暴走するカネゴン!
そこで夏目リンが、SKIPのメンバーたちといっしょに活動するサポートロボットのユピーを情報空間に送りこんだのだ!
情報空間にある「ホシペイ」の準備金に気づき、大量のコインを一気飲みするカネゴン。
すると、体がみるみるうちに巨大化し、アークとユピーが見上げるような、とんでもない大きさになったのだ!!
そして、ユウマとシュウのコンビの動画配信は、うまくいくのだろうか。
それらの結果は、ぜひ、映像で確かめてほしい!
次のページでは、カネゴンが初めてテレビに登場した『ウルトラQ』を振りかえり、カネゴンの魅力にさらに迫るぞ!