【ウルトラマンアーク】お金が大好き! インターネット・カネゴン登場!

TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンアーク』第8話「インターネット・カネゴン」の極秘情報を大公開!

テレビマガジン編集部

人間の欲が生んだ怪獣

ガキ大将の金男  ※『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」
カネゴンの初登場作品は、1966年に放送された『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」だ。

ガキ大将の加根田金男(かねだかねお)は、何をおいてもお金が大好きな少年だ。

ある日、なかまの少年がガラクタの中から、振るとチリンチリンチリンとお金の鳴る音がする不思議な繭を見つける。

両親から、人の落としたお金をだまって拾うと、カネゴンという怪獣になってしまうぞと注意されるのだが、金男は笑い飛ばして聞く耳を持たない。

すると、金男の部屋からお金の落ちる音が聞こえてきたので、金男があわててかけこむと、手に持てるほどの大きさだった繭は、金男の体よりも大きくなっていたのだ!

喜んだ金男が手を伸ばすと、繭の中から大量のコインが出てくる。

金男は、もっとコインを取り出そうと繭の中に身体をつっこむと、繭はそのまま金男を飲みこんでしまうのだった。
カネゴンの姿に変わってしまった金男  ※『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」
翌朝、金男が目をさますと、自分の体がカネゴンへと変わっていた。

お金を食べつづけないと死んでしまう!?

カネゴンの体は、銅貨のような赤茶色をしており、まったく奇怪な姿をしていた。

二枚貝の上に巻き貝を乗せたような大きな顔を持ち、顔の表面には突起がある。

顔の上にはカタツムリのように飛び出したふたつの目玉があるのが特徴で、それぞれ自在に動かすことができるのだ。

目玉は、悲しいときに涙を流し、怒るとけむりを出す。

また、10キロメートル先のものまで見ることができるばつぐんの視力を持つ。

巨大な口には財布についているジッパーのようなものがあり、開け閉めが可能。

だが、閉めてしまうと、何も喋れなくなってしまうのだ。
ジッパーを閉められるとしゃべることができなくなる  ※『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」
カネゴンの左の胸には、カウンターのようなものがあり、お金を食べないと、その数字がだんだん減っていってしまう。

お金を食べると、カウンターの数字は回復する。

その数字がゼロになれば死んでしまうため、常にお金を食べていなければならないのだ(コインだけでなく、お札も好んで食べる)。
銀行の前で人が落としたお金を食べるカネゴン  ※『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」
カネゴンは、お金だけを食べ続けなくてはならないという、むくいを背負わされたあわれな怪獣といえよう。

金男は最後に、なんとか人間の姿に戻ることができたのだが、喜んで家に帰ると、人のお金をだまって持ち帰っていた両親がカネゴンの姿になっているという結末が待っていたのだった。
金男の両親もカネゴンに!?
コイン怪獣 カネゴン
身長:2メートル
体重:200キログラム

夕焼けの街に地底怪獣が出現!

次回の『ウルトラマンアーク』は、SKIP本部からリンの憧れの人がやってくる。だが、そこに地底怪獣パゴスも現れ……。

『ウルトラマンアーク』第9話「さよなら、リン」は、2024年9月7日(土)朝9時から、テレビ東京系列で放送予定だ!

地底怪獣との激闘をしかと見よ!
地底からパゴスが出現!

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga