デッカーに出演が決まるまで
『ウルトラマンデッカー』への出演が決まるまでの経緯を教えてください
『デッカー』のカナタ役が決まるまでは、オーディションは結構落ちていました。周りの同世代の人たちや、自分と同じジュノンボーイ出身の人たちはすでに活躍していたりしていて。でも、自分はまだ何もできてないっていう状況に、嫉妬のようなものを感じたこともありました。
自分には、ヒーローは若い人が演じるイメージがありました。『デッカー』のオーディションのお話をいただいた時点で23歳だったので、年齢的にもギリギリかなと。そこで、「これはもう、最後のチャンスだろうな」と思いながら、オーディションに向かったんですよ。そうしたら、すごく楽しくできて。いつも、オーディションではガチガチなんですけど、『デッカー』のオーディションでは素を出せたような気がします。
『ウルトラマンデッカー』の出演が決まった時は、どんなお気持ちでしたか?
役が決まった時に、そのことを周囲に報告したら、「え? 大輝がヒーローできるの!?」みたいな反応だったのですが(笑)。でも、みんな「絶対観るから!」と言ってくれたり、いろいろな人に広めてくれたりしました。今、こうやって放送がはじまっても「観てるよ!」とメッセージをいっぱい送って来てくれます。
武居監督にも、初めてお会いしたときに、「あっカナタだ!」と思ってくれたみたいで。本当に、「あぁ、よかったな」と思いましたね。
カナタは、キャラ作りというのは、そんなにしていないんです。自分持っている、素の明るさを出している感じですね。なので、あまり「切り替える」というのはなかったですね。
はじめてウルトラマンデッカーを見た時の印象はいかがでしたか?
それが左にあって。でも僕自身は、「こういうウルトラマン、良いよね」と思っています。みんなとは違うデザインだと注目されますし。このデザインで、すごく嬉しい。