そして、宇宙開発センター内で保管されていた、宇宙細胞エボリュウが盗まれるという事件が発生していたことが発覚。その研究にはリョウスケも関わっていた。エボリュウ細胞を移植された生物は、身体能力が飛躍的に向上するかわりに、大量の電気エネルギーを吸収し続けなければ死んでしまうらしい。
父親が厳しかったリョウスケは、努力をして常にナンバーワンであり続けていたが、GUTSに入れなかったこと、そして学生時代に好きだったサヤカがホリイを選んだことから、「完璧である」ことへの強迫観念に囚われてしまっていた。そして、自らの体にエボリュウ細胞を移植してしまったのだ。ホリイは、TPCの医務局にリョウスケを連れていこうとするが、リョウスケはそれを拒否。エボリュウに変貌してしまう。
ホテルを破壊しようとするエボリュウに、GUTSは攻撃を開始。ダイゴもウルトラマンティガに変身する。そして、ティガはエボリュウの攻撃をあえて受けることで、電気エネルギーを消耗させ、リョウスケを救おうとした。しかし、ティガはエネルギーが切れ、膝をついてしまう。すると、エボリュウもエネルギーを消費し切って、元の姿に戻ったのだった。リョウスケのもとに駆けつけるホリイ。しかし、彼の体はすでに限界に達しており、リョウスケは息を引き取ったのだった。