11月15日 ウルトラマンダイナ 珍獣・ハネジローがアスカを救う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月15日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月15日」(1997年)。
モンスアーガーと戦うウルトラマンダイナ ストロングタイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球をまもる。

太陽系に接近したメラニー遊星の調査にきたスーパーGUTS。しかし、その遊星の豊かな自然はすべて虚像だった。モンスアーガーが出現し、ピンチのアスカであったが、友好的な怪獣・ハネジローに助けられる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

メラニー遊星の調査に向かったスーパーGUTS

1997年11月15日は『ウルトラマンダイナ』第11話「幻の遊星」が放送された日です。探査衛星が、1ヵ月前に太陽系に侵入したメラニー遊星の映像を送信してきた。メラニー遊星は、地球のように自然が豊かな星だった。そこで、アスカ、カリヤ隊員、リョウ隊員、コウダ隊員、ナカジマ隊員はガッツイーグルでこの遊星の調査に向かう。

メラニー遊星に降り立ったアスカたち。そこは地球の森林地帯にそっくりな環境で、重力や酸素濃度もほぼ地球と同じだった。コウダはガッツイーグルに待機し、残りの4名が2班に分かれて調査が開始される。しかし突如、妨害電波が発生し、ガッツイーグルと地球の本部基地・グランドームとの通信が遮断されてしまう。

一方、アスカとナカジマは、黄色い小型の生物を発見し、後をつけていた。すると、何かが破壊された残骸のようなものを発見。さらに、洞窟を見つけ、中に入っていく。そのころ、リョウとカリヤは、この遊星には豊かな植物が生い茂るわりに、鳥や虫が一匹もいないことに気づいていた。

洞窟は、人工的に作られたものだった。さらに、宇宙人のものと思われる骨も見つかる。すると、先程の小さな怪獣が現れる。その怪獣は怪我をしており、治療をするアスカ。すると、小さい怪獣はアスカたちを導くように、洞窟の最深部に入っていく。そこには、何かを制御する機械とカプセルの中で眠る怪獣・モンスアーガーがいた。
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