３月21日最終回から約30年　ウルトラセブンが仮死状態で地球に落下！

今日は何の日？「ウルトラ怪獣日和」３月21日（1994年）

2022.03.21

蘇れ、ウルトラセブン！

かつてフルハシも戦ったエレキング。ウルトラセブンも尻尾の電撃に苦しめられた　1967年10月15日放送『ウルトラセブン』第３話「湖のひみつ」より　　©円谷プロ

ウルトラセブンと再会したフルハシ隊長。しかし、セブンは仮死状態のまま目を覚まさない。すると、森林にエレキングが出現。手から高熱と二酸化炭素を噴射して人間を苦しめ、地球の温暖化を進めようとする。さらに、ダン少年が出会った女性はピット星人で、彼女と再び遭遇したダンは連れ去られてしまう。

エレキングのデータは、ピット星人によってデータベースから削除されていた。フルハシ隊長とカジ隊員はウルトラホーク１号で出撃するが、エレキングのデータがないため作戦が立てられない。そこで、フルハシ隊長はかつての戦いを思い出し、カジに弱点のツノを攻撃させる。ツノを破壊されたエレキングは、姿を消した。

フルハシ隊長はセブンを復活させるため、ハイパーソーラーシステムでウルトラセブンを復活させられないかと、クスハラ博士に相談する。しかし、セブンの復活には大気圏外で得られる太陽エネルギーでなくては無理だと考えられた。

その後、自分たちが倒したと思っていたセブンがウルトラ警備隊に回収されていることを知ったピット星人は、拠点としている円盤でセブンのいる格納庫に向かう。そしてセブンを完全に消し去るため、宇宙からの太陽エネルギーを利用した光線を発射した！

しかし、円盤に捕らえられていたダン少年が企みを阻み、光線の発射装置を停止させる。すると、抹殺される前に止められた太陽エネルギーによってウルトラセブンが復活！

セブンはハイパーソーラーシステムを破壊しようとするエレキングを攻撃。尻尾に巻きつけられ苦戦する。だが、ハイパーソーラーシステムによる「太陽エネルギー作戦」によってエレキングのパワーが低下。尻尾を振りほどいたセブンは、アイスラッガーでエレキングの尻尾を切断すると、エメリウム光線で撃破する。

その後、人間大のサイズでピット星人の円盤に乗り込みダン少年を救出。ワイドショットで円盤を爆破するのだった。

宇宙怪獣エレキング３代目

尻尾でウルトラセブンを拘束し電流を流して攻撃したが、セブンに振りほどかれアイスラッガーにより尻尾を切断される　　©円谷プロ　PHOTO/講談社

【ウルトラ怪獣事典】
宇宙怪獣エレキング３代目
身長／約20センチ～53メートル
体重／約500グラム～２万5000トン

ピット星人が操る怪獣で、ふだんは小さなサイズで円盤内の水槽の中にいる。両手から高熱と二酸化炭素を噴射して地球の温暖化を進めようとした。

登場エピソード：『ウルトラセブン太陽エネルギー作戦』（1994年３月21日放送）
脚本：右田昌万／監督・特撮監督：神澤信一

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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３月21日はウルトラセブンが再び地球に現れた日

３月21日は、かつて地球を救ったウルトラセブンが再び地球に登場したエピソードの日。ダン少年のおかげでウルトラセブンは復活。新たな戦いがはじまるのでした。

フルハシ隊長は、モロボシ・ダン＝ウルトラセブンと別れた時から、こう思っていました。「ダンは生きている。きっと生きているんだ。遠い宇宙から俺たちの地球を見守ってくれるさ。そしてまた元気な姿で帰ってくる」と。再会したセブンはボロボロに傷ついていましたが、最後に願いが叶いました。